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FLOW No.99

フットサル日本代表に 
夢は世界で活躍できる選手

摂南大学 法律学科4年

前川 尚志さん

「キラリ*Josho note」のページ40は、摂南大学の前川 尚志さんです。今回も常翔学園のキャンパスでキラリと輝く学生を紹介します。

けがを抱えながら出た国際大会で強豪から大きな刺激と学び

「もっと上を目指したい」。向上心の強い前川さんは、4歳から続けてきたサッカーからフットサルへ転向しました。3年前のことです。インドアサッカーとも呼ばれる競技ですが、ルールもプレーヤー数もサッカーと全く異なるため、最初は戸惑うことも多かったと言います。大学のフットサル部の他に兵庫県下のチームに所属して練習を重ね、国際大会「Copa Mundo do futsal sub-21」の出場メンバーを決める選考会に参加するまでに成長。全国各地からえりすぐりの選手が集う中でも実力を発揮し、見事日本代表の座を手にしました。

選考会から1カ月半、学業と両立しながら練習を重ねた前川さんですが、監督が求めるプレーができず苦戦が続きました。更に、渡航2日前の練習で肉離れを起こし、コンディションは最悪の状態に。国際大会という大舞台に立てる喜びと楽しみに胸を弾ませていただけに「自分へのいら立ちが収まらなかった」と振り返ります。けがのことは誰にも内緒にしていましたが監督に見抜かれてしまい、1試合目はベンチ要員に。どうしても試合に出たいと監督に強く訴え、ウルグアイ代表が相手の2戦目からはピッチに立ち、得点に絡みます。自身でもゴールを決めて「今まで味わったことのない感動を覚えました」

残念ながら日本チームはベスト8で敗退しましたが、前川さんにとって学びと刺激にあふれた大会となりました。準決勝以上に駒を進めるチームは勝ちに対する執念が桁違いであると肌で感じたからです。また、強豪であればあるほど基礎練習を決して怠らない様子を目の当たりにし、帰国後の練習にも今まで以上に力が入るようになりました。

「最近はほとんどフットサル漬け」と笑う前川さん。8月下旬に行われる全日本大学フットサル大会(インカレ)優勝を目標に、練習に打ち込んでいます。インカレ終了後も競技は続ける予定で、将来は、世界で活躍できる選手を目指していると言います。そのため、大学卒業後は海外で修行しようと考えており、授業の合間に語学の勉強をしています。「大変ですが、夢を実現するために全力投球したい」と熱く語る瞳がキラリ光ります。

4戦目のブラジル戦

キラリ*Josho note