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page37

FLOW No.95

“三刀”流をこなし 
目指すは母校の高校教員

広島国際大学 医療福祉学科2年

三浦 瑛奈さん

「キラリ*Josho note」のページ37は、広島国際大学の三浦 瑛奈さんです。今回も常翔学園のキャンパスでキラリと輝く学生を紹介します。

学生+介護福祉士 + 柔道部員「学びながら働く」制度の第1号

学びながら働く、広島国際大医療福祉学科の独自制度「まな・はたプロジェクト」で初の入学生となった三浦さんは、高校の教員免許(福祉)取得を目指して週3日を学業に充て、週3、4日を社会福祉法人で介護福祉士として働く生活をしています。

小学2年で柔道を始め、小学5年の時に柔道の個人戦で県大会優勝、全国大会出場を果たすまでに力をつけた三浦さん。「何事にも一途で、チャレンジ精神は幼い頃からありました」と振り返ります。ほとんど練習を休むことなく柔道一筋で過ごしていた中でも、勉強との両立は欠かさず、高校では福祉科で介護の専門知識を学び、介護福祉士の資格を取得しました。

卒業後は、経済的な理由により、地元の島根県益田市の特別養護老人ホームで2年間働き、現場で経験を積みながら、休日は伝統芸能の継承など地域貢献活動にも参加。さまざまな社会経験を積んだ三浦さんは、「社会人になっても大好きな柔道に携わりたい」と自身も所属していた小学生の柔道教室や高校柔道部に顔を出し続けていましたが、「責任を持った立場で柔道を教えたい」と母校の教員になりたいという夢が日に日に大きくなりました。そうして転機をうかがっていたタイミング で、まな・はたプロジェクトの制度を知り、大好きな地元を離れ、大学と連携する高齢者施設で働きながら、夢に向けて挑戦することを決意しました。

同制度には、4年間の学費で最長8年間の在学が認められる「長期履修制度」が適用され、三浦さんは5年で卒業するカリキュラムを組み大学生活をスタートさせました。経済的な面はもちろんですが、「大学で学んだ専門知識をすぐに仕事の現場で実践できることや仕事で得た知識や経験を同級生に伝えることができる」と大学で学ぶ良さを実感しています。

柔道部にも入部し、勉強+仕事+柔道のマルチタスクをこなす三浦さんは、今年4月に18県の知事が参加した将来世代応援知事同盟サミットの参加者に選出され、3県の知事に本音をぶつけました。「自分と同じく経済的な理由で進学などを諦める若者のために、学びながら働ける制度が広がってほしい」と強く望んでいます。

将来は、「母校の高校教員になって、自分自身が経験してきた教科書には書いていないことを次の世代に伝えていきたい」と語る三浦さん。周囲の人からは「頑張りすぎ」などと心配されることも多いそうですが、「自分で決めた道なので、一つ一つやり遂げていきたい」と夢の実現に向け常に走り続ける姿がキラリ光ります。

介護福祉士として働く三浦さん

地元の伝統芸能「石見神楽」に家族で参加する三浦さん(左)

キラリ*Josho note