常翔啓光学園高校写真部

部員同士でアドバイスし合い 自分だけの作品を創り上げる

FLOW No.111

部員の仲の良さが魅力だという常翔啓光学園高写真部は、学内での作品展示やイベントの撮影など幅広く活動しています。部長の門田優空さん(高校3年)、副部長の鈴木凜さん(同)、顧問の秋山克己教諭に話を聞きました。

  • 顧問 秋山教諭

  • 部長 門田さん

  • 副部長 鈴木さん

普段の活動について教えてください。

鈴木:部員は1年生17人、2年生3人、3年生15人の計35人です。毎週火曜日に部会を開き、食堂前の掲示板に作品を展示したり、撮影した写真をお互いに講評し合ったりしています。また、顧問の先生から撮影技術やコツについて教わり、技術向上に努めています。

門田:校内では、文化祭や体育祭などの行事の撮影依頼を受けています。体育祭では、事前に会場を下見して使用するレンズを決めています。機材を持って走り回るので、毎回筋肉痛になります。学校案内のパンフレットに掲載する部活動写真も撮影していて、自分が撮った写真が掲載されると、とてもうれしいです。その他、学外での撮影会の実施や長期休暇は合宿もしています。昨夏は岐阜県に星空を撮りに行きましたが、雨で撮れませんでした。また部員とリベンジしたいです。

秋山:部員は、カメラ初心者から趣味で複数台の機材を持っている生徒までさまざまです。みんなが理解しやすいようにテキストを作成して撮影に関する講座を開いています。テキストに載せている部員の作品を元に、撮影法や構図などを考えています。

入部したきっかけを教えてください。

門田:もともと写真が好きでした。父や祖父がものづくりの仕事をしていることもあり、壊れたフィルムカメラを購入し、修理して撮影に使用しています。現像も自分で行っていて、押し入れの一角を暗室代わりにしています。

鈴木:部活動体験で写真部を訪れた時に、学年に関係なく仲良く話しているのが印象的でした。「ここなら高校生活をより楽しめそう」と入部しました。カメラは未経験でしたが、部員からのアドバイスや先生の講座と指導のおかげで一通りの扱い方をマスターしました。

今後の目標について教えてください。

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門田:メインの活動である掲示板展示で、写真部の作品に目を留めてもらう機会を増やしたいです。また、部員の作品を通じて「写真の楽しさ」を知ってもらえるとうれしいです。

鈴木:学校案内のパンフレットに掲載してもらえる写真を増やしていきたいです。そのために部員同士、切磋琢磨して撮影スキルを磨いていきます。

秋山:今は写真を合成することも可能ですが、「撮る楽しさ」を体感してほしいです。部員が表現したいと思うものを、実際に撮影できるようになる選択肢を増やしていきたいと思っています。

公式YouTubeチャンネル「【学校法人常翔学園】FLOW公式チャンネル」でもご覧いただけます。

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