山口明夫さん

経済同友会代表幹事 日本アイ・ビー・エム代表取締役社長

経済同友会代表幹事に大阪工業大学卒業生
日本IBM・山口明夫社長「課題解決と未来創造に挑む」

Graduate Voice 活躍する卒業生

FLOW No.114

Profile
やまぐち・あきお 1987年大阪工業大学工学部経営工学科卒。同年日本IBM入社。エンジニアとしてシステム開発・保守担当後、経営企画、米国IBM役員補佐、サービス事業担当などを歴任。2019年5月から現職、米国本社の経営執行委員も務める。2022年4月経済同友会副代表幹事。同年10月大阪工業大学客員教授。2026年1月経済同友会代表幹事。和歌山県出身。

大阪工大の卒業生で、客員教授の日本アイ・ビー・エム株式会社(以下日本IBM)代表取締役社長の山口明夫さんが1月1日、経済同友会の代表幹事に就任しました。山口さんは、2022年から副代表幹事を務め、企業経営委員会や企業変革委員会など複数の委員長を歴任。政府関係の委員としても豊富な経験を持ち、グローバル企業で培ったリーダーシップと改革力が高く評価されました。

記者会見で山口さんは、「テクノロジーの進化と社会課題の深刻化が進む中、課題解決だけでなく、より良い未来像を描き、その実現に向けて発信・行動していきたい」と抱負を語りました。「正しいと思うことを、情熱を持ってしっかりと進めたい。結果にこだわり、何を達成できたかを示す同友会にしたい」と強調し、「テクノロジーを活用し、日本経済を再び成長軌道に乗せ、誰もがウェルビーイングを感じられる社会を目指す」と述べました。また、執行役員を務める米IBMからも「日本経済の役に立つのであれば、現業を含めてしっかりと実施してほしい」と全面的な支援体制を受けられることを紹介しました。

「素晴らしい仲間とともに、日本の未来をつくる挑戦を続けたい」と山口さん。グローバルな視点と改革力を生かし、新たなリーダーとして日本経済の成長と社会課題解決に挑む姿は、母校にとっても大きな誇りです。


大阪工大の特別講演会に登壇した山口社長(右から2人目)。
井上晋学長(同3人目)らとパネルディスカッション=2024年6月




■ アルバイト掛け持ち、課題提出は友に助けられ ─ 大学時代の山口さん─




経済界トップ就任を機に、山口さんの人柄にも注目が集まっています。山口さんを紹介したFLOW87号(2020年2月発行)「活躍する卒業生・特別編」から、抜粋をお届けします。

学生時代の思い出は「働き続けたこと」。スポーツ用品店やコンビニ、ハンバーガー店のアルバイトを掛け持ちし、深夜まで働くこ ともありました。学業面では「課題の提出物でも友人に助けてもらうような学生だった」とは言いつつも、日本IBMの内定を得たのは当時のゼミの教員に推薦されたからでした。

入社後はコールセンターや大手都市銀行のシステムメンテナンスを担当。「スキルのない新人には荷が重かった」けれど、一から懸命に勉強し、時間を惜しまず真面目に仕事をしたと振り返ります。

入社13年で経営企画のスタッフに抜てきされ、その後は経営の中枢を歩み2019年に社長就任。後輩へのエールとして、「『私はこう思う』という1人称で考える癖をつけてください。自分がどう思うかが大事です。間違っていてもいいのです。素直に話を聞いて間違っていると思ったら直せばいい。それで成長できます」と熱い言葉を寄せています。



インタビュー全文は以下からご覧ください。
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活躍する卒業生