常翔啓光学園高校 男子バスケットボール部

仲間の声援がボールをつなぐ力に
連携プレーで目指す大阪ベスト8

FLOW No.83

練習中はコートに部員たちの元気な声が飛び交い、誰かが見事シュートを決めるたびに拍手と歓声で沸く男子バスケットボール部。部長の大日方佑紀さん(2年)、副部長の佐々木映彰さん(同)、監督の早瀬由美子教諭に同部の活動について伺いました。

  • 監督の早瀬教諭

  • 部長の大日方さん

  • 副部長の佐々木さん

普段の活動について教えてください。

大日方:早瀬先生のご指導の下、1年生19人、2年生16人、マネジャー4人で月曜日以外は毎日活動しています。体育館で練習する日は、ディフェンスとオフェンスに分かれて1対1、2対2… と人数を増やしていく対人形式の練習やシュート練習が中心です。屋外で練習する日はダッシュ、ラダートレーニング、ウエイトなどの体力づくりやハンドリングの練習など、主に基礎を固めるメニューに取り組んでいます。他校のバスケットボール部の友達からも情報収集して、自分たちに合った練習方法を先生と相談しながら決めています。

佐々木:朝練は強制ではなく、体育館を使える日にそれぞれが自主的に参加してスキルを磨いています。先輩後輩の仲がとても良く、元気いっぱいに楽しく活動していますが、時にはみんなの集中が切れてしまうこともあります。そういう時は上級生の僕たちが率先して声を出したり、はっきり注意して雰囲気を変えるよう心掛けています。

チームとしての強みと課題は?

大日方:仲間を盛り上げる団結力が僕たちの強みです。公式戦などで誰かが良いプレーをすると、試合に出ていないメンバーもベンチから全力で歓声を送ってくれるので、その声に背中を押されて㆒気にモチベーションが高まります。みんなで作った良い流れを途中で止めず、㆒度波に乗ったら確実にシュートを決められるよう、これからは技術面を更に強化していきたいです。

佐々木:1対1のディフェンスはできているのですが、チームとしての守りが弱いところが課題です。試合展開が速いスポーツなので、1人がボールを取られた時に他のメンバーがすかさずカバーできないと、そのまま相手チームの得点につながってしまいます。5人で力を合わせなければ勝てないのはバスケットボールの醍醐味でもあるので、連携力がアップすればもっと良いチームになると思います。

早瀬:㆒人㆒人の能力が優れているため、個人としてどんどん前に出たいというタイプの選手が多いですね。もう少し周りの状態に目を向け、チームの中で自分がやるべきことを判断できるようになれば、今よりプレーの選択肢の幅が広がっていくと思います。

今後の目標を教えてください。

大日方:インターハイの大阪府予選でベスト8に入ることです。課題をつぶし、強みを伸ばしてチームの実力を押し上げていけば実現できると思うので、技術もメンタルもしっかり鍛えて目標達成を目指します。

公式YouTubeチャンネル「【学校法人常翔学園】FLOW公式チャンネル」でもご覧いただけます。

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