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FLOW No.75

リーダーズ・スクールでの経験で自分でも想像できなかった成長

摂南大学 経営学科3年

谷 優佳さん

「キラリ*Josho note」のページ19は、摂南大学の谷優佳さんです。今回も常翔学園のキャンパスでキラリと輝く学生を紹介します。

今春、大阪城ホールでの摂南大入学宣誓式。新入生たちに在学生代表として「歓迎のことば」を贈る役に谷さんが手を挙げたのは、「大学生活を無為に過ごさず、さまざまなことにチャレンジして楽しんでほしい」と心から訴えたかったからです。谷さん自身が「変われる自分、成長できる自分」を経験したことが後押ししました。

中高一貫の女子校時代は、バドミントン部所属のスポーツ女子でした。大学入学後は男子学生の多さに戸惑い、「自分が多くの人前で話すことなど全く考えられませんでした」と振り返ります。そんな谷さんを変えたのが、西日本学生リーダーズ・スクール(UNGL)での体験でした。国公私立の枠を超えて大学が連携し、さまざまな活動を通してリーダー的人材を養成するプログラムです。1年の時にプログラムへの参加者募集が谷さんの目に留まりました。「リーダーなんて自分とは縁遠いと少し怖かったのですが、思い切って飛び込みました」。最初に参加したのは「リーダー養成合宿」。他大学のしかも上級生ばかりのグループで課題に取り組みましたが、何もできない自分を思い知らされました。「悔しさだけが残ったのですが、それが『次こそ』という思いにつながりました」。その後はさまざまな活動に参加。2年の3月にはサイパンでの「リーダーシップ・チャレンジ」で、現地の小学校で「日本文化を教える」実習に挑戦しました。「割りばし」をテーマに、小学1年生と3年生に英語で授業。終わってみると人前に立つことに自信が生まれていました。

今はUNGLで出会った摂南大の5人に呼び掛けて新しい活動を始めています。今年10月の地域イベント「新天地 in NEYAGAWA」の実行委員長として、他大学を含めた約40人の大学生をまとめます。「母からは『昔は人に道も聞けなかった子だったのに』と驚かれます」と言う谷さん。「将来は人の成長にかかわる仕事がしたい」と考えています。キラリと光るチャレンジ精神が曇ることはなさそうです。

サイパンの小学校で授業をする谷さん

キラリ*Josho note