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17  [2017.3.15 発行]

摂南大学 看護学科 4年
廣田 結希  さん

「キラリ*Josho note」のページ16は、摂南大学の廣田 結希さんです。今回も常翔学園のキャンパスでキラリと輝く学生を紹介します。

看護学科男子会の仲間と(2列目右端が廣田さん)看護学科男子会の仲間と(2列目右端が廣田さん)

救命救急の看護師へまっしぐら
同期の看護学科男子会立ち上げも

廣田さんは小学4年から始めた野球を、中学、高校、大学でも部活動で打ち込みました。高校ではスポーツ健康科学も学び、将来は選手らを裏方として支える理学療法士になろうと考えていました。看護師志望に変わったきっかけは、高校3年の春、練習中に左足首を骨折して2週間ほど入院した体験でした。身近で支えてくれたのが看護師で、「一生使う足なので焦らずに治しましょう」と廣田さんの将来のことまで考えて親身にサポートしてくれたのです。「その看護師の方を見て、自分がやりたい仕事はこちらではないのかと思った」と振り返ります。

摂南大看護学科の2期生として、入学後は一貫して救命救急の看護師を目指して勉強を続けました。なぜ救命救急なのか。「足のけがをした時に救急車の中で受け入れ病院を探して何時間も待ちました。早く助けてほしいという人たちの気持ちが身に染みたからです」と打ち明けます。就職先は救命救急1本に絞り、4月からは東大阪市の中河内救命救急センターで働きます。救命救急センターの中でも救急外来の現場は「戦場」です。すべての患者に対応できなければならないので、看護師にも豊富な知識と経験が求められます。「勉強を続けて、できるだけ早く救急外来の現場に就きたいです」と話します。

廣田さんが勉強以外に打ち込んだのは準硬式野球部の活動と看護学科男子会。まだまだ女子学生が多数派の学科で、2期生の男子会を立ち上げました。2年の時に「男子だけで何かやろう」という話になり、まとめ役を買って出たのです。キャンプや忘年会を重ねて、学科内で男子学生の存在感を高めてきました。

4年間バイク通学だった廣田さんは、交通事故に遭遇した際、現場にとどまり救急隊にけが人の状況を的確に報告するなど日ごろの学びを生かせたと言います。看護師を志す者として、苦しんでいる人を少しでも早く助けたいというキラリと光る熱い思いにあふれています。

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