学園広報誌「FLOW」:キラリ*Josho note

16  [2017.1.5 発行]

摂南大学 住環境デザイン学科 2年
近澤 由紀  さん

「キラリ*Josho note」のページ16は、摂南大学の近澤 由紀さんです。今回も常翔学園のキャンパスでキラリと輝く学生を紹介します。

学外のワークショップで刺激とモノづくりの喜び

「建築を学びたくて大学に入学しましたが、1年生は基礎科目の授業が多く、設計の勉強を早くしたくて仕方ありませんでした」。近澤さんが学科の先生に相談すると、学外の「建築学生ワークショップ」を勧められました。

建築や環境デザインを学ぶ学生がキャンパスを離れ、第一線の建築家ら講師陣の指導の下、毎年変わる開催場所でチームを組んでその地にふさわしい小さな建築作品を作りあげるものです。1年生の時は応募が間に合わず、2年生になって迷わず申し込みました。場所は数多くの飛鳥遺跡で知られる奈良県明日香村。全国から約50人の学生・大学院生が集まり、1週間(8月30日~9月5日)滞在し、8チームが作品を競いました。近澤さんのチームメンバーは7月に決まり、関西近辺の5人だったことから事前に集まって試作を重ねたり、SNSを使った会議もしました。「歴史豊かな明日香村なので、歴史の大きな流れと歴史に現れない多くのあいまいなものを表現しようと決めました。時間の流れに見立てたらせん状の竹に紐を張り巡らせ、風や人が触れるとゆらゆらと揺れる作品です」。キトラ古墳の麓に完成した作品「揺れ動く中でみえるモノ」=写真右=はプレゼンテーションを経た審査の結果、最優秀賞を受賞しました。「明日香村の自然に溶け込んだ美しい作品」「チームワークの良さが表れている」と高く評価されました。「学校も得意分野も違う人たちと一つの課題に取り組むことは大きな刺激でした。何より自分も含めたみんなのアイデアが、少しずつ形になっていくのはとても楽しい経験でした」と振り返ります。

将来は病院や福祉施設を設計する建築家になりたいという近澤さんは、「この経験で広く学外に目を向ける面白さを知ったので、これからは建築のワークショップや設計コンペにどんどん挑戦したいです」と話します。高校では陸上競技部で高跳びの選手だった近澤さん。今は建築で高みを目指す姿勢がキラリと光っています。

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