学園広報誌「FLOW」:キラリ*Josho note

15  [2016.11.25 発行]

広島国際大学 看護学科3年
吉屋 寿則  さん

「キラリ*Josho note」のページ15は、広島国際大学の吉屋 寿則さんです。今回も常翔学園のキャンパスでキラリと輝く学生を紹介します。

高齢化が進む島のお年寄りの生き生きライフを支える

大崎上島町は広島県本土からフェリーで約30分の瀬戸内海に浮かぶ島です。県内でも有数の高い高齢化率(約44%)で知られるこの島でお年寄りの生き生きした暮らしを支援し、地域活性化にも貢献しようと活動を続けている広島国際大「大崎上島イキイキプロジェクト」(今年度からは「瀬戸内イキイキプロジェクト」)のリーダーをこの春まで1年間務めた吉屋さんは、看護学科の数少ない男子学生の1人です。

もともとボランティアに興味があり、大学入学後は呉ボランティア部に入部し活動していましたが、大崎上島のプロジェクトが始まるとすぐに手を挙げました。「実はお年寄りに苦手意識があったのです。看護の仕事をするためにプロジェクトがその意識を変える良いチャンスだと思いました」と振り返ります。2年生になると約60人のメンバーのリーダーに選ばれました。島内各地の高齢者サロンをメンバーで分担して訪ね、血圧や脈拍測定などの健康チェックや健康教育を実施します。健康教育のテーマは、「脱水予防」「転倒予防」「認知症予防」などその都度メンバーで決め、分かりやすく伝えるための紙芝居やパンフレットなどを手作りします。参加者からはいつも質問が飛び交います。

「メンバーが60人もいたので、人を動かすことの大変さを学びました」という吉屋さんですが、「お年寄りたちが孫のように歓迎してくれて、『今度はいつ来るの』と楽しみにしてくれます。積極的に参加してもらうとやりがいを感じます」と話します。

故郷の山口では高校球児でした。野球部でもキャッチャーという司令塔役だった吉屋さんですが、高校2年の時にけがをして3週間の入院。この時に手厚く看護された体験が看護学科を目指すきっかけになったといいます。「将来は難病看護に携わりたいし、大学院に行って研究もしたいです」と島のお年寄りとの交流で広がった看護師としての夢を語る目が、瀬戸内の海のようにキラキラと輝いています。

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