11月に行われた第104回全国高校ラグビーフットボール大会の大阪府予選(第3地区)で見事勝利し、全国大会出場を決めた常翔学園高ラグビー部は、現在、全国大会に向けて部員一丸となって練習に励んでいます。
チームを率いる3年生は、2年前の全国大会で花園を経験しています。当時は1年生でベンチから声援を送っていましたが、代が変わり新体制になると「絶対に花園に出る」ことを目標を掲げ、日々練習に取り組んできました。全国大会出場が決まった時は、とても嬉しかったと同時に、「日本一を勝ち取るため、もっと頑張ろう」と気合いが入ったと副主将の矢富蓮さん(3年)とFW(フォワード)リーダーの佐々木大斗さん(同)は振り返ります。練習中のケガで大阪府予選決勝に出場できなかったBK(バックス)リーダーの園田攻晴さん(同)は、「これまでたくさん練習をしてきたので、必ず勝ち、チームメイトが花園に連れて行ってくれると思っていました」と仲間への信頼を見せます。
現在は、大阪府予選決勝で明らかとなった課題に取り組み、井本章介主将(同)を中心にチームの団結力が更に高まっています。井本さんは、これまでの練習を思い返し「走り込みなど息の上がるトレーニング後に、更に追い込む練習もしてきました。自信をもって、試合に挑み、強みを生かしたプレーで全国制覇を狙いたい。周囲の応援を力に全力を尽くします」と話します。
常翔学園高ラグビー部は、12月30日に花園ラグビー場・第一グラウンドで、初戦に挑みます。
皆さま応援のほどよろしくお願いいたします。