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2020年度のニュース

2020年04月20日

【再掲】新型コロナウイルスへの対応に際して

学校法人常翔学園

理事長 久禮哲郎



 このたびの新型コロナウイルスの蔓延に際し、本学園の対応内容につきまして、学生・生徒、ご父母、卒業生、教職員およびご関係者各位に対しまして、説明とお願いをさせていただきます。



 おりしも、設置各学校におきまして多くの新入生を迎えるこの時期に、全世界がいまだ経験のないパンデミックに襲われ、多くの人々が命を落とし、さらになお終息の見えないウイルスとの闘いの渦中にあります。わが国にあっても、先に発令されました前代未聞の緊急事態宣言の対象都道府県が全国に拡大し、社会経済活動および国民ひとりひとりの日々の生活が著しく制限されています。このような厳しい社会の情勢にあって学生・生徒の皆さんおよび保護者の皆様は、今後学校の授業はどうなるのか、将来に向けて欠かすことのできない貴重な勉学の機会を堅持できるのか等々、さまざまなご心配を抱いておられることと拝察いたします。



 この難局にあって本学園は、まず学生・生徒の皆さんの健康を損なうことがないよう配慮を行うとともに、学園に課せられた教育機関としての責務を果たすため、最大限の努力を続けています。
 法令に基づく緊急事態宣言の期間中は、学校の休業も要請されていますことから、キャンパスの閉鎖など授業をはじめとする教育・研究活動に対しても、厳しい規制が続いております。現在、設置各学校の学校長以下教職員の尽力により、国および大阪府、広島県の要請を尊重しつつ、各学校で取りうる対応を連日検討し、知恵を絞り様々な工夫を導入し、学生・生徒の皆さんの安全の維持と勉学の機会の確保のため、日日刻刻と変化する状況に緻密に対応し、取りうる最善の策を講じているところです。今後も学園は、実情に即した最善の対策により教育サービスの提供に努めてまいります。



 本学園は、現在、長期ビジョンとして掲げる「J-Vision 22」のもと、社会の負託と学生・生徒の皆さんはじめ関係各位のご期待にこたえるべく、構成員が一丸となって事業の発展のために努力を続けています。今回の突然の試練の中にあっても、この姿勢が怯むことはありません。
 一刻も早く事態が終息し、平穏な学校生活が訪れることを強く願うとともに、新年度の授業開始によりキャンパスに学生・生徒のみなさんの明るい声が飛び交う光景を迎えるため、引き続き、学園構成員が集中してこの難局に対応し、持てる知恵と力を結集してまいる所存です。



 今こそ、学園が経営理念として掲げる「四位一体」の精神に基づき、学生・生徒のみなさん、ご父母の皆さま、卒業生の皆さま、そして、引き続き多大な苦難の中校務に尽力いただいている教職員の方々のすべての力を結集し、この難局を乗り越えていけますように、ご理解・ご協力を心からお願い申し上げます。

以 上