卒業生が在籍する企業から協賛を受けて学食を値引きするサービスが25日、大阪工大の大宮キャンパスで始まりました。協賛社は山陽電気鉄道で、30日まで合計16種類のメニューが40円引きになります。
学食を運営する学園100%出資子会社の常翔ウェルフェアが大阪工大、摂南大、広島国際大を対象に本サービスを考案しました。学生に直接PRする機会を求めている企業に学食内でPRの場を提供する代わりに協賛金を出してもらい、学生の値引きに充てています。企業は協賛したい学食を大学のキャンパス単位で選び、値引き額を50円から20円まで10円刻みで決め、1週間単位(平日と土曜日の6日間)で設定します。期間中、企業は券売機画面に企業名や短いコメントの表示、食堂の壁や柱へのポスター掲示、メニュー提供時のチラシ配布ができます。
初日にこのサービスを利用した大阪工大の機械工学科1年の山本幹也さんと環境工学科1年の和田慎矢さんは「企業が協賛する値引きサービスの実施に驚きました。40円は学生にとっては大きな価値があり、とてもうれしい企画です。料理と一緒に企業のちらしも手渡され、将来の就職に向けて考えるきっかけにもなります」と笑顔で話し、ちらしに印刷された企業のQRコードをスマートフォンで読み込んでいました。
協賛の応募は、大阪工大、摂南大、広島国際大の卒業生が在籍する企業が対象です。詳細は常翔ウェルフェアホームページ(https://joshowelfare.co.jp/)