ダンス部 常翔啓光学園中学・高校
楽しく踊って、見ている人たちを元気に
2009年にダンス好きな女子生徒が集まり、サークルとして活動がスタートした常翔啓光学園中高ダンス部。地道な活動を重ねて2014年に部に昇格しました。今では男子部員7人も加わり、一層活気付いています。部長の正司奈瑠美さん(高校3年)、副部長の田中友樹君(同)、顧問の小林玲菜教諭に同部の活動やダンスの魅力などを伺いました。
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顧問の小林教諭
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部長の正司さん
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副部長の田中君
部の活動状況やモットーを教えてください。
- 正司
- 啓光祭(文化祭)での発表に向けて、週3日練習しています。部員は中学生1人、高校生46人でその多くが1年生。「みんなで楽しく踊ろう」をモットーに、まずは自分たちが楽しみ、更に見ている人たちも元気にするダンスを目指しています。
- 田中
- 初心者が大半なので、ヒップホップやロックを中心にカウントを取りやすい曲を選んでいます。?曲をいくつかのパートに分け、それぞれのパートリーダーが先に覚えて他のメンバーに教えるというスタイルで練習しています。グループを半分に分けてお互いに確認したり、動画を撮ったりして、全体の完成度を高めています。
部の魅力を教えてください。
- 正司
- 学年に関係なく仲が良く、教え合う関係ができていることです。誰かに教わるというよりみんなで考えて練習するので、一つのダンスが完成した時には仲間との絆を感じることができます。
- 小林
- ダンス部は他校でも近年増えつつあります。競技大会に出場する学校は、経験ある指導者の下で連日猛特訓しているところが多いのですが、本校はそうではありません。初心者が大半で困難なこともありますが、生徒たちが互いに支え合って作り上げる演技から、全員が心からダンスを楽しんでいる姿を感じることができます。
今後の目標などを教えてください。
- 正司
- 私たち3年生にとっては最後の舞台になる啓光祭で、納得のいく演技をすることです。また後輩たちには今後、校外の大会出場や地域行事への参加など、新しい分野にも積極的に挑戦してほしいと思います。
- 田中
- 僕たちは1学年上の先輩を目標にしてきました。ダンスのテクニックはもちろん、日常生活にある動作に例えて技を教えてくれたり、初心者でもダンスの楽しさを感じられるよう部の雰囲気作りにも気を配ってくれました。これからもその先輩たちを手本に、相手を思いやることを忘れずに活動します。
- 小林
- 勉強も同じですが、生徒たちには基礎作りである「反復」の大切さを学んでほしいと思っています。反復が十分になされればできないこともできるようになるし、そのときに得る達成感は大きいということを体感してほしいですね。
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