学園史探訪

寝屋川キャンパスを見続けてきたチャメロプス

 寝屋川キャンパスの正面に立つ「チャメロプス」をご存知でしょうか。チャメロプス(和名:ちゃぼとうじゅろ)は、地中海沿岸を原産地とする亜熱帯植物です。

 植樹の発端は、「学園に緑のオアシスを」という一人の卒業生の提案をきっかけに、1963(昭38)年5月、学園内に「緑化(運動)推進委員会」が結成され、3ヵ年の募金計画で大宮キャンパス(大学東中庭・高校校庭周辺)と寝屋川キャンパス(正門付近)の緑化を実現しようとの一環で実施されたものでした。

 当初、グラウンドだけであった寝屋川キャンパスは、1962(昭37)年に大阪工業高等専門学校を開設し、校舎建設や設備充実を行うとともに、校内緑化を実施してキャンパス環境の整備を図っていた時期でした。

 1964(昭39)年2月1日発行の「大阪工業大学学報」には、高等専門学校の本館(写真上)が竣工したことにあわせて、「緑化募金の中よりとりあえず20万円を支出することを承認、ただちに植樹にとりかかった。高価な木より将来どんどん育ってゆく若木を数多く植えることを基本方針としてさしあたってヒマラヤ杉、桜、梅、楠、とべら、さつき、ひいらぎ南天などを植樹した。」とあります。同学報には、「本学園の取引銀行である三菱銀行から、このほど高専本館の落成を祝って記念植樹料として10万円の寄付を受けたので、阪急園芸に依頼して正面玄関の円形花壇に、この地方では珍しい木を植えた。」と記載されています。

 植樹当時は、高さも校舎2階に届く程度のものでしたが、半世紀に亘り大阪高専・短大・摂南大の学生を見守りながら共に成長し、今も正面玄関の”緑のシンボル“として元気に成長し続けています。

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