常翔学園100年史
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2016年10月、大阪梅田という西日本の玄関口に地上21階建ての梅田キャンパスが誕生し、学園の新時代到来を告げた。同キャンパスの大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部に続いて、摂南大学の農学部や広島国際大学の健康スポーツ学部などもでき、学園の教育内容のますますの充実が図られている。一方で、西日本豪雨や大阪北部地震など各地で自然災害が続き、世界的な新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは学園にとっても大きな試練となった。学園の出来事 2016梅田キャンパス「OIT梅田タワー」竣工2017常翔啓光学園中学校・高等学校にクライミングウォール完成2018大阪工大梅田キャンパスで都市型オープンイノベーション拠点「Xport」始動2020摂南大学に農学部、広島国際大学に健康スポーツ学部誕生2021コロナ禍のため設置各学校でリモート授業2022常翔学園高等学校ラグビー部が花園通算100勝世界基準の壁 2017(平29)年、常翔啓光学園中学校・高等学校に完成したクライミングウォールは、リード、スピード、ボルダリングの3種目がそろった日本初の施設。リード壁とスピード壁は国際競技も可能な世界基準。音楽を存分に 2017(平29)年、常翔啓光学園中学校・高等学校に完成したミューズギャラリーは700人収容のホールも備え、吹奏楽部などの強い味方に。2020(令2)年8月には世界的指揮者の佐渡裕さんがここで同部員らに特別授業を行った。学園一丸で復旧作業 2018(平30)年7月の西日本豪雨は、広島国際大学の東広島、呉両キャンパスに土砂流入や断水などの被害をもたらした。東広島キャンパスには大阪からも学園職員が駆け付け復旧作業に取り組んだ。◁ 知の交流拠点に2018(平30)年、梅田キャンパスに大阪商工会議所と学園が都市型オープンイノベーション拠点「Xport」を共同開設。見学会には多くの企業関係者も。△ 西日本の玄関口に学園のシンボル(写真-上) 2016(平28)年にできた梅田キャンパス「OIT梅田タワー」。△ 高層キャンパスからの大阪市街の眺め(写真-下)2016(平28)~現在充実期

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