教 育 ・ 研 究薬理学は薬が効いたり副作用が出たりするメカニズムを、個体から分子までのレベルで探究する学問です。摂南大薬学科の奈邉 健教授は学生時代に抗原抗体反応に興味を持ち、アレルギーの研究をするようになりました。それから35年以上、アレルギーの重症化メカニズムや治療薬の開発を続け、製薬メーカーとの共同研究で治療薬を世に出すことにも貢献してきました。現在は「難治性アトピー疾患の病態解明と創薬」を研究テーマに掲げ、「難治性ぜんそくの発症メカニズム」や花粉症治療の1つ「舌下免疫療法の効果発現メカニズム」の解明に取り組んでいます。今回は、難治性ぜんそくの新たな治療の手掛かりになると期待される酵素「ヤヌスキナーゼ(JAK)」に関する研究について語っていただきました。ニュー ウェー ブ07 FLOW | No.112 | August, 2025ステロイドの効かないぜんそくに新たな治療薬を求めて─ 細胞内に存在する酵素「ヤヌスキナーゼ(JAK)」に着目 ─
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