教育・研究NO.巻頭特集EXPO 2025 大阪・関西万博 特別座談会教えて先生安全な橋を造るため、どんな実験をしているのですか?どんな実験をしているのですか?摂南大学農学部 農業生産学科飯田 祐一郎准教授内林 隆文 さん内林 隆文 さんうちばやし・たかふみうちばやし・たかふみ大林組徳永 純一 さんとくなが・じゅんいちCould you please teach me? 植村 章浩 さんうえむら・あきひろ学校法人常翔学園理事長西村 泰志にしむら・やすし大阪工業大学学長井上 晋いのうえ・すすむ大阪工業大学 工学部 都市デザイン工学科大山 理教授本来の収穫量から1〜2割を失っているともいわれています。その量は地球全体で見れば、8億人分の食料に相当します。農作物の病気やその対策はどのように進められているのか、植物が病原菌に感染する仕組みや病原菌を防ぐメカニズムを研究している摂南大農業生産学科の飯田祐一郎准教授に話を聞きました。3大学2中高を設置する本学園のスケールメリットを生かして、高校生が大学の先生から学ぶ「教えて先生」。今回は「災害に強い社会」をテーマに、常翔学園高2年の河村悠誠さんと辻脇優さんが大阪工大八幡工学実験場を訪れ、都市デザイン工学科の大山理教授から安全な橋造りについて教わりました。ニューウェーブ2024(令和6)年11月25日 発行表紙大阪・関西万博の建設に携わる卒業生ら柱と柱の間に木材を水平に貫通させる伝統的な工法「貫接合」を用いる大屋根リング。その建設に大阪工大の卒業生が携わり、大学での学びを生かしています。構造の良く分かる階段の途中で撮影しました。阪・関西万博)会場でシンボルとなる環状の木生・学部生が9月12日に現地を訪れ、現場見人間が病気になるように植物も病気になります。農作物に目を向けると、病気になることで4月に開幕する2025年日本国際博覧会(大造建築物「大屋根リング(以下、リング)」の北東工区建設を担当する大林組で現場所長を務める内林隆文さんは大阪工大建築学科の卒業生です。リングが2024年8月末につながったことから、先輩の活躍ぶりを間近で体感したいと同学科の寺地洋之教授と大学院学や工法の説明を受けました。 学園の西村泰志理事長と大阪工大の井上晋学長も同行し、内林さんと同じく同学科卒業生で万博パビリオン建設の現場所長の徳永純一さん、大阪関西万博室課長の植村章浩さんとの5人で万博建設のやりがいや仕事に生きる母校の学びを語り合いました。FLOW109号(2024年11月25日発行)に掲載したニュースやトピックスをダイジェスト版で紹介します。詳しくは常翔学園ウェブサイトにデジタルパンフレット版を掲載していますので、ぜひご覧ください。21FLOW|No.110|February, 202504大型車両タイヤでの200万回走行や、車両火災を大型車両タイヤでの200万回走行や、車両火災を想定した1000℃超加熱などをしています。想定した1000℃超加熱などをしています。A.A.https://www.josho.ac.jp/flow/大阪・関西万博の巨大なリング体感現場を束ねる大林組所長は大阪工業大学卒業生西村理事長、井上学長、建築学科学生が見学今の仕事に生きる厳しい授業今の仕事に生きる厳しい授業製図は手描き/提出1秒遅れは評価なしQ.安全な橋を造るため、Q.農作物を健康に農作物を健康に─植物の感染症メカニズムを探る──植物の感染症メカニズムを探る─Digest
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