※■ 高等学校 : スーパーコース/特進コース/文理コース/グローバル探究コース/薬学看護医療系コース※※2年次から■保健医療学部 ■総合リハビリテーション学部 ■健康スポーツ学部 ■健康科学部 ■看護学部 ■薬学部■ 中学校 : スーパーJコース/特進コース 〔Ⅰ類 Ⅱ類〕放射線を学ぶかるたで教材コンテスト優秀賞と日本理化学協会特別賞生徒らが能登半島での震災復興活動を報告ボランティアへの感謝状も届く「Town & Gown構想」共同事業ダイソー商品開発インターンシップを開催台湾の姉妹校から生徒・教員らが来校国際交流でグローバル学習の意欲高めるいのちのそばに、ひととともにさぁ、常翔気流に乗ろう清掃活動を行った柴垣海岸にて班に分かれて交流する両校の生徒開発した新商品について説明する学生放射線教育教材として作成したRIかるた18February, 2025|No.110|FLOW 診療放射線学科の3年生グループが、日本科学技術振興財団主催「放射線教材コンテスト」で優秀賞と日本理化学協会特別賞をダブル受賞しました。このコンテストは、放射線への正確な知識・技能と学校などにおける放射線教育の普及啓発を目的とし、学生らが独自に作成した小中高生向けの放射線教育教材の内容が審査されます。同学科の学生らは「放射線の力を知るRIかるたチャレンジ」というタイトルで、高校生向けに放射性同位体元素の身近な活用方法を分かりやすく伝える教材を作成し、放射線について学ぶ生徒の思考力・判断力・表現力などを育む内容として、その教育効果が審査員に評価されました。 作成したRIかるたは、今後オープンキャンパスの診療放射線学科ブースで披露する予定です。能登半島ボランティア活動の校内報告会を12月18日に開催し、常翔学園高の生徒らが活動内容と震災の現状、復興支援に関わった感想を発表しました。震災の恐ろしさを実感した意見の他、少しでも助けになれるならまた参加したい、能登の魅力を広く伝えていきたいという前向きな感想も見られました。活動は11月16日と17日の2日間、ボランティアサークルの部員と有志の生徒合わせて44人が参加。生徒らは被災した石川県の輪島市や羽咋市を訪れ、16日は避難所での清掃や支援物資の仕分け、17日は田代浩和校長も合流して海岸の清掃などを行いました。この活動を受けて羽咋市柴垣町の町会長から届いた手紙には、津波で海岸に打ち寄せられたゴミを雨の中、一生懸命に拾い集めた生徒らに感謝の気持ちがつづられていました。2学期の終業式でも、参加した生徒らが全校生徒に向けて活動内容を発表しました。 12月18日、東広島市の「Town & Gown構想」の共同事業の一環で同市および市内に本社を置く大創産業(以下、ダイソー)と締結する「健康なまちづくりに関する協定」に基づき、地域社会のWell-beingを促進するため「ダイソー商品開発インターンシップ」を開催。心理学科3・4年の学生らが地域の健康増進や介護予防をテーマにダイソーの新商品開発に挑戦しました。学生らは「快眠イヤ−(耳)マスク」や「土踏まず疲労改善サポ−タ−ソックス」などを考案し、いずれの案も健康増進の観点で新しい価値が付与されている点が高く評価されました。 インターンシップを通して、企業の視点から地域社会に貢献する方法を学び、将来のキャリアに向けたスキルを磨く貴重な機会となりました。企業と一体となって進める新しい形の地域貢献活動として、今後の取り組みが注目されます。1月22日、姉妹校の台湾・国立彰化女子高級中学の生徒63人と教員ら6人が、常翔学園中高に来校しました。当日は歓迎セレモニーやランチ交流会、吹奏楽部によるミニコンサート、授業・部活動の体験などで終始和やかに交流しました。両校は2021年のオンライン環境での研究発表をきっかけとして、2022年12月に姉妹校協定を締結。相互訪問などで交流を続けており、台湾から常翔学園中高への来校は昨年に続き2度目です。 生徒らからは異文化交流を通じてとても刺激を受けたという声も聞かれ、学習意欲の向上や新たな価値観の形成が期待されます。2025年度には常翔学園高の「特進コース」に2年から選択できる「グローバル探究コース」が誕生し、国際教育への取り組みが更に広がります。
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