常翔学園FLOW109号
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りんぎょうこう(2024年11月25日 時点)にしむら・やすしとくなが・じゅんいちいのうえ・すすむうえむら・あきひろ大屋根リング建設工事で、6月26日、最後の床材取り付けが完了し、基本構造体(木架構)が完成=大林組提供●井上学長 本学の卒業生が大阪・関西万博の建設に携わっていることを誇らしく感じます。学生たちも先輩の偉大な仕事に触れ、大きな刺激を受けたことでしょう。本日は見学の機会をいただき、ありがとうございました。ところで、皆さんは建築学科のどの研究室の出身ですか?●内林さん篠塚宏三研究室(計画系)で1995年卒の内林隆文です。2025年大阪・関西万博ではパビリオンワールド(PW)北東工区の現場所長を務めており、大屋根リングとその他21施設の建設に携わっています。●徳永さん林暁光研究室(構造系)で2004年卒の徳永純一です。博覧会協会発注の海外パビリオンの現場所長を務めています。●植村さん 同じく林研究室で2006年卒の植村章浩です。大阪本店建築事業部の大阪関西万博室課長を務めており、PW北東工区、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」、迎賓館を担当しております。大林組には大阪工大の卒業生がたくさん在籍しており、本店幹部や現場所長として活躍している人も多数います。●徳永さん 大阪工大出身者は先輩後輩の絆が強いです。私自身、先輩にとてもかわいがってもらいました。部下に後輩が来ると頼もしく感じます。仕事の期日を守ってくれるからです。大学は課題の提出期限が厳しく、特に製図は1秒でも期限を過ぎると原則評価してもらえませんでした。その時の体験が今の仕事に生きていると思います。●植村さん学生時代といえば、西村理事長に教えていただいた構造力学の授業が印象深いです。●徳永さん 構造力学が分かっていないと現場で仕事になりません。先生の教えが今もためになっています。●西村理事長卒業生からそんな声を聞くとうれしいです。学生からは開催まであと 139日03FLOW|No.109|November, 2024うちばやし・たかふみ学校法人常翔学園学校法人常翔学左から、井上学長、徳永さん、内林さん、植村さん、西村理事長大林組大阪工業大学大大阪工業大学特別座談会巻頭特集EXPO 2025 大阪・関西万博 内林 隆内林 隆文さん・徳永 純一さん・植村 章浩さん理事長 西村 泰志西村 今の仕事に生きる厳しい授業製図は手描き/提出1秒遅れは評価なし徳永 純学長 井上 晋植村 章

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