常翔学園FLOW108号
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05FLOW|No.108|August, 2024誰もが互いに協力し合える世の中を求めて、「手話と聴導犬のビジネス」を展開している山口亜澄さんは大学卒業後、看護師として働き始めましたが、メニエール病を発症して退職。耳が聞こえづらくなることに備えて、手話を学び始めました。その後は「全ての人の幸せが福祉」と考え、手話ビジネスと聴導犬啓発の事業を夫と創業しました。「好きだから続けられる」。そう語る山口さんは自分の「好き」を大切に、さまざまな壁を乗り越えてきました。著書「想(おも)いのままに脳ミソを書き換えよう」(ギャラクシーブックス)と山口さんがイラストを描いたハンドタオルやまぐち・あずみ●2006年広島国際大学保健医療学部看護学科(現:看護学部看護学科)卒。同年脳神経センター大田記念病院入職。メニエール病を発症後は、治療に専念するため一時休職の後、退職。療養期間中に手話を学び、2016年 Y-SMILE.を創業。2018年から2021年広島国際大学非常勤講師を務める。広島県出身。活躍する卒業生広島国際大学Y-SMILE. 専務山口 亜澄さん病を転機に手話ビジネス創業誰もが協力し合える世の中に

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