常翔学園FLOW108号
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09FLOW|No.108|August, 2024が入っていたから。「キラキラした感じがした」と笑います。 当時の啓光のラグビー部は名将、記虎敏和監督の下、全国制覇を目標に100人超の部員が切磋琢磨していました。周りは「化け物のような」体格のラガーマンばかり。入学して、すぐ「自分はやっていけるのか」と不安になりました。午後6時に全体練習が終わった後も、居残り練習をするのは当たり前。競争が激しく「毎日が勝負、数多くのドラマや映画に出演し、更に活躍の場を広げる俳優の高橋光臣さんは、啓光学園高(現:常翔啓光学園高)の卒業生です。高校、大学時代はラグビー一筋でしたが、大学卒業後は一転、俳優の道へ飛び込みました。そこにはラグビーを通して学んだ経験や教えがあったと言います。ラグビーに没頭した高校生活 幼少期からさまざまなスポーツに取り組んできた高橋さんがラグビーと出会ったのは中学2年の時。地元の公立中学に創部されたばかりのラグビー部に誘われたのがきっかけでした。進学先にラグビー強豪校の中から啓光学園高を選んだのは、校名に名前の「光」の字たかはし・みつおみ●2000年啓光学園高校(現:常翔啓光学園高校)卒。2004年東洋大学法学部法律学科卒。主な出演作品に『轟轟戦隊ボウケンジャー』『科捜研の女』『梅ちゃん先生』『神谷玄次郎捕物控』シリーズ『ノーサイド・ゲーム』『光る君へ』『大岡越前』など多数。大阪府出身。活躍する卒業生常翔啓光学園高校俳優高橋 光臣さん「悔しかったら一流になれ!」師の言葉を胸に生き方を模索

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