常翔学園FLOW107号
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広島国際大学健康スポーツ学部 健康スポーツ学科06 力の反作用は、床に埋め込んでいる「フォースプレート」という計測器を使います。この上で歩いたり跳んだりすると、地面を蹴る力の反作用が計測でき、着地時の衝撃の大きさや身体の重心の速度変化・変位が分かります。プレート上を学生に自由に歩かせて、静かに歩く時と荒々しく歩く時の力の波形の違いを見せると、数値の変化と体感の比較から、力学への理解が一気に進みと、数値の変化と体感の比較から、力学への理解が一気に進みます。ます。写真1:センサーを付けて、体の動きを計測する様子しおかわ・みつひさ ■1987年広島大学教育学部教科教育学科卒。88年同教育専攻科保健体育科専攻修了。90年同大学院教育学研究科教科教育学専攻博士前期課程修了。94年同博士後期課程単位取得退学。広島大学助手、県立広島大学准教授などを経て、2019年広島国際大学保健医療学部教授。2020年から現職。鹿児島県出身。May, 2024|No.107|FLOW塩川 満久教授

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