ニューウェーブ摂南大学現代社会学部 現代社会学科たなか・あきこ ■1998年京都府立大学文学部社会福祉学科卒。2000年京都女子大学大学院文学研究科博士前期課程教育学専攻修了。2003年同博士後期課程教育学専攻単位取得退学。四天王寺大学人文社会学部社会学科准教授を経て、2023年から現職。司法面接研究会副代表。編著に『児童虐待における司法面接と子ども支援:ともに歩むネットワーク構築をめざして』(北大路書房)。博士(教育学)。京都府出身。05FLOW|No.106|February, 2024子どもの虐待や性被害は、身近な大人が加害者となることが多く、被害者である子ども自身が諦めたり我慢したりして、被害が明らかになりにくい傾向があります。被害が判明しても繰り返し状況を説明することでつらい記憶が拡大していくことや、子どもの証言ゆえに立証へのハードルが高く加害者を罰することが難しいことも指摘されています。 今回は、子どもに適した面接方法「司法面接」の研究を通して被害児童の支援に取り組む摂南大現代社会学科の田中晶子教授に、目的や手法、課題などを聞きました。教育・研究田中 晶子教授被害児童の支援を目指す司法面接
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