常翔学園FLOW105号
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03FLOW|No.105|November, 2023摂南大学 学長新たな学長として摂南大の魅力 本学の魅力は、学生が生き生きとしていることです。キャンパスライフを楽しみ、ここで学ぶことに喜びを感じていると思います。教員と学生の距離も近く、きめ細やかな教育ができています。学生は自分自身の新たな潜在能力を見いだすことができ、成長を実感しているのではないでしょうか。 教員と職員の連携も良く、呼吸を合わせて仕事ができています。職員のサポートが手厚いので、教員は教育と研究に専念できる環境が整っています。特に教育面では、学生1人1人の状況を丁寧に把握しており、面倒見の良い大学だと感じます。今後取り組みたいことわたしの好きな学食メニュー学長に選ばれ、大変な重責を感じています。周りから寄せられた期待に、緊張感と責任感を持って応えていきたいと思います。 本学には2020年に入職しました。これまで長く国公立で教えてきて、私立は初めてです。着任時から毎年、常翔歴史館を訪れて学園の歴史を学んできました。学園には「世のため、人のため、地域のため、理論に裏付けられた実践的技術をもち、現場で活躍できる専門職業人を育成する。」という建学の精神があり、この思いが100年も受け継がれていることに感銘を受けています。本学に携わらせてもらえることに大きな意義を感じ、自分に何ができるかを真剣に考えるようになりました。先人たちの思いを大切にしながら、新たなものを生み出し、進んでいきたいと思います。本学は文系、理系、医療系と幅広い分野がそろう総合大学です。学部を越えた連携を強くして、学生の育成を通して、大学としての社会的課題を解決していきたいと思っています。くぼ・やすゆき ●12代学長(新任)。1980年京都大学農学部農林生物学科卒。1982年同大学院農学研究科農林生物学専攻修士課程修了。1985年同博士課程修了。同大助手、講師、京都府立大学農学部助教授、教授を経て2020年摂南大学教授に。農学部長。農学博士。大阪府出身。67歳。2年後に開学50周年 1975年、工学部の5学科でスタートした本学は、9学部17学科にまで成長しました。2025年の開学50周年は、改めて本学科にまで成長しました。2025年の開学50周年は、改めて本学の使命を見つめ直す機会としたいです。地域の人に喜んで学の使命を見つめ直す機会としたいです。地域の人に喜んでもらえるような連携事業もらえるような連携事業や、教育力、研究力や、教育力、研究力を生かした国際シンポを生かした国際シンポジウムなどを開催できジウムなどを開催できればと思います。ればと思います。従来から開いている市民講座やセミナーの充実、他大学との連携にも取り組みたいです。 寝屋川キャンパスでは新しいグラウンドでスポーツクライミングや陸上などの選手が活躍しています。ラグビーも卒業生のナイカブラ選手がワールドカップに出場して注目されました。スポーツ面での魅力を教育研究とともに広めていきます。 枚方キャンパスは薬学部や看護学部、農学部があることから、「健康」をキーワードに発信を強めていければと思います。また、大阪と京都にまたがる地の利を生かして、大阪の枚方市や交野市、京都の八幡市や京田辺市との連携事業をはじめ、地域と一体感を強くしていきます。枚方キャンパスにある「RestaurantYUI『結』」はカフェのようなおしゃれな雰囲気で、とてもおいしい定食がそろっています。盛り付けも凝っています。ちょっとリッチな『ローストビーフのお重』や、柔らかな卵がポイントの『ふわとろオムハヤシ』が気に入っています。ふわとろオムハヤシ(摂南大枚方キャンパス・Restaurant YUI「結」)久保 康之 学部を越えた連携を強め学生の育成や課題解決を

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