13FLOW|No.103|May, 2023YouTubeで動画配信中!迎えた初戦の相手はリーグ優勝11回を誇る広島修道大。硬さが取れず序盤から守備のミスが重なる苦しい展開になりました。攻撃でも、出塁こそするもののなかなか得点につながらず、初陣を白星で飾ることはできませんでした。主将の野津孝太さん(健康スポーツ学科3年)は連係ミスが失点につながったと振り返ると同時に「良い流れができれば勢いに乗れるチームなので、まずは1点を取りた同部は、2008年北京五輪(陸上男子5000m、10000m)代表で箱根駅伝では早稲田大のエースとして活躍した竹澤健介講師(スポーツ振興センター)をヘッドコーチに迎え、長距離種目を中心に強化を図っています。新しく入部した1年生は8人。今後、全日本学生選手権(インカレ)や全日本大学女子駅伝大会への出場を目指します。第Ⅰ部の「金メダリストの夢のかなえ方〜夢自身の経験談を熱く語る野口氏(中央)を実現するためのThinking Ability〜」と題した講演会は竹澤コーチを交え、パネルデスカッション形式で行われました。野口氏は、五輪前に1カ月間で1370キロを走ったエピソードや、大きな目標を達成するために「目の前にある小さな目標を大切にしてほしい」と強調。また、「楽をすることと、楽しむことは異なる。逆境もプラスになる要素がたくさんある。何事も楽しんで取り組んでほしい」と参加者らに呼び掛けました。第Ⅱ部では、8人の新入部員がユニフォーム姿で登場し、一人一人抱負を述べました。部員を代表してあいさつした楠本真緒さん(経営学科1年)は、「メンバー間のコミュニケーション4月8日、9日、広島国際大硬式野球部が、Balcom BMW 広島総合グランドで開催された広島六大学野球春季リーグで開幕戦を迎えました。同部はこれまで中国地区野球連盟に所送りバントで走者の進塁を狙う属し中国地区大学野球2部リーグ戦で戦っていましたが、昨年12月に広島六大学野球連盟へ新規加入し、開学25周年の節目の年に新しいスタートを切ることになりました。い」と話しました。翌日、再び広島修道大と対決した同部は、1、2回を0点で抑えるも3回、5回で強力打線に捕まり、得点を許してしまいます。しかし、6回表にヒットとデッドボールでノーアウト満塁の大きなチャンスを作ると、5番の金島永遠さん(医療福祉学科4年)がレフト前にタイムリーヒットを放つなど、この回で4得点を上げ、移籍後「初得点」を記録することができました。試合は悔しい結果に終わりましたが、打線がつながり得点に結びついたことに選手らは手応えを感じています。広島六大学野球連盟には、広島経済大や近畿大工学部など全国大会での実績を持つチームが所属しており、レベルの高いリーグになりますが、選手らは「優勝すれば全国大会につながるリーグで勝負していきたい」と意気込んでいます。を密にとり、風通しのよい雰囲気をつくり、みんながやる気に満ちあふれて、楽しく厳しくお互いに高め合っていける集団になっていきたい」と決意表明しました。講演会後、野口氏と竹澤コーチによるトレーニング指導が行われ、陸上競技部員の他、中学生や高校生らも参加。野口氏が現役時代に行っていたバーベルやベンチプレスなどの筋力トレーニングが披露されました。金メダリストからの指導に、熱心にメモと取る部員らの姿が見られました。多くの刺激を受け、士気が高まった1日。新しい歴史をつくる女子陸上競技部の今後に期待が高まります。新入部員の8人難しい態勢からキャッチし堅い守りを見せた参加者らと走る野口氏(前列左)と竹澤コーチ(同右)広島国際大硬式野球部 リーグ移籍し目指す全国摂南大女子陸上競技部発足 記念講演会を開催摂南大は4月8日、女子陸上競技部の今春発足を記念し、2004年アテネ五輪の女子マラソン金メダリストの野口みずき氏をゲストスピーカーに迎え記念講演会を開催し、陸上競技関係者や本学指定強化団体所属学生ら約400人が参加しました。JOSHO TOPICS
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