12May, 2023|No.103|FLOW2月25日、26日に開催された第27回全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト関西大会に、源真優さん(常翔学園高3年)、南部紅葉さん(常翔啓光学園高2年)が出場し、それぞれ銀賞、金賞を受賞しました。本大会は、関西圏14地区会場で行われた予選を突破した中高生が全国大会出場を目指して管打楽器の独奏を競演するものです。競技は、スタート時を除き人為的な操作を加えないロボットを用いて、指定された作業を制限時間内で行い得点を競います。種目はチャレンジャーコースとマスターズコースに分かれており、同チームはより高度な技術が求められるマスターズコースに出場。ボールや缶などの対象物を定められたゴールへ的確に入れることに成功しました。出場した全7チームのうち最高得点を獲得し、6月の本大会に向けての弾みとなりました。源さんは中学1年の時にクラリネットに出会って以来6年間本コンテストに出場しており、「毎年着実に成長できていると感じています」。今回はカール・マリア・フォン・ウェーバー作曲「協奏的大二重奏曲(Grand Duo Concertant)」の第3楽章を演奏。音の解釈や表現力も審査対象になるため、あえて音を切ったり、低音はずっしり重みをもたせて演奏したり工夫を凝らしました。「大満足の結果とは言えません」と悔しい表情を浮かべつつも「ハイレベルな戦いに参加できたことは良い経験になりました」と振り返り、今後は「技術力を更に高め、超高校級の演奏を目指したい」と意気込んでいます。マリンバで出場した南部さんは、今回が初出場。同部史上初の関西大会出場ということもありテスト期間も学校から許可をもらって練習を重ね「限界を突破した感覚です」と笑います。緊張しましたが焦らず練習通りの演奏を心掛け、納得の演奏ができました。手応えはあったものの確証まで持てなかっただけに、金賞という結果には驚くと同時にほっとしたと言います。「この金賞は、家族や先輩の応援、指導してくださった先生など周囲の人たちの支えがあってこそです」と感謝を述べる南部さんは、来年も本大会に出場する予定にしており、「次は全国大会出場を狙いたい」と練習に励んでいます。2人の今後の活躍に期待が高まります。レートを作成し、東館玄関に設置しました。同高ラグビー部が全国大会に初めて出場したのは1966年の第45回大会。初出場ながら準決勝まで駒を進め、以降は優勝5回、準優勝2回の戦績を誇ります。長い歴史の中で花園の白星を着実に積み上げ、2022年の第101回大会の3回戦で石見智翠館高を20−12で下し、100勝目をつかみ取りました。記念プレートの設置作業には、スコップで穴を掘りセメントを流すなど部員らも参加。土の中には、これまでの戦績を記録する品や部員らのメッセージカード入れたタイプカプセルを埋める予定で、開封は50年後です。源さんが6年間で受賞した賞クラリネットと表彰状を手にする源さんロボットを調整している様子表彰状を手にする南部さんマリンバを叩く南部さん記念プレート常翔学園高、常翔啓光学園高の吹奏楽部が躍進大阪工大のチームがロボットコンテストで最高得点を獲得3月10日、ロボット工学科の学生チームが「知能ロボットコンテスト関西地区大会2023」に出場しました。本大会は、自律で動作する自作ロボットで競技台上のさまざまな対象物を捕獲して分別・回収する機能を競う「知能ロボットコンテストフェスティバル」のプレ大会です。常翔学園高ラグビー部 花園100勝を記念しプレート設置常翔学園高ラグビー部が全国大会通算100勝を記念したプ
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