常翔学園FLOW102号
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17FLOW|No.102|March, 2023 続いて次の100年に向けた第一歩となる学園の2037年までの長期ビジョン「J-Vision37」=表を西村理事長が説明しました。最後に3大学の学長と2中高の校長がJ-Vision37実現に向けた各学校の長期目標などを発表しました。経営理念 第2部のパネルディスカッションではフリーアナウンサーの八木早希さんをコーディネーター役に各学長がそれぞれの大学の取り組みを紹介、共通の課題である受け継ぐ伝統の継承と革新へのチャレンジについて議論。松本さんからは「歌舞伎ではさまざまな型という伝統を繰り返し稽古して継承しますが、その中から革新の“型破り”も生まれます。しかし伝統を継承しなければ“型無し”に終わります」などの基礎教育とイノベーションの関係に通じる興味深い話も出て、会場の聴衆は熱心に聞き入っていました。広島国際大 11/12・13巻頭特集11学園の新世紀がスタート教育理念常翔啓光学園中高 9/2・3■啓光祭摂南大 5/28、11/19■看護学部開設10周年記念行事■現代社会学部開設記念シンポジウム大学開学25周年記念事業■スポーツ・健康フェア■記念ソング制作「学生・生徒」「保護者」「卒業生」「教職員」を一つの「家族」(絆〜きずな〜)ととらえた経営を行うことで全員が一丸となって多くの優秀な人材を世の中に送り出し、社会と学園の永続的な成長と発展を目指す。世のため、人のため、地域のため、理論に裏付けられた実践的技術をもち、現場で活躍できる専門職業人を育成する。対人能力に優れ、社会をリードする資質を備えた知的専門職業人(プロフェッショナル)を育成する。学園設置各学校における多様な分野の教育・研究力を連携し、持続可能な社会の創出と発展に貢献する。学生・生徒が学びの成長を実感できる教育を展開し、グローバル視点を有し理論的根拠をもって課題の発見・解決ができる人材を育成する。学園設置各学校の構成、規模の最適化を図り、安定した財政基盤を確立するとともに、適正なガバナンスと改革をリードする組織運営体制を構築する。2023(令和5)年1月5日 発行表紙大阪工大 鳥人間コンテストで14kmの大フライト!2位入賞 審査員特別賞受賞「Iwataniスペシャル第44回鳥人間コンテスト2022」人力プロペラ機部門で同大史上最長距離14274.23mのフライトに成功、2位に輝くとともに審査員特別賞を受賞した人力飛行機プロジェクトのパイロット平岡さん(左)と代表の興津さん。■記念シンポジウム熱心な歌舞伎ファンも駆け付けた松本幸四郎さんの講演大阪工大 学長 井上 晋摂南大 学長 荻田 喜代一広島国際大 学長 焼廣 益秀 新年あけましておめでとうございます。常翔学園は昨年10月30日、学園創立100周年を無事に祝うことができました。2023年は学園としての新たな世紀の始まりの年です。世界的にはウクライナの戦争やまだ収まらない新型コロナウイルスのパンデミック、エネルギーや食料の危機、国内では止まらぬ少子化、不安定な経済、など内外に課題山積の時代。まさに1世紀の荒波を乗り越えてきた力が試される常翔学園の新たな船出です。設置各学校の主な学園創立100周年記念事業常翔学園中高 校長 田代 浩和あいさつする西村理事長FLOW101号(2023年1月5日発行)に掲載したニュースやトピックスをダイジェスト版で紹介します。詳しくは常翔学園ウェブサイトにデジタルパンフレット版を掲載していますので、ぜひご覧ください。https://www.josho.ac.jp/flow/常翔学園2037年 長期ビジョン37J-Vision常翔啓光学園中高校長 山田 長正記念式典ダイジェスト動画はこちらから大阪工大 6/25創立100周年記念式典と記念シンポジウム開催建学の精神常翔学園中高歌舞伎スター松本幸四郎さんが特別講演 記念シンポジウム「伝統の継承と革新〜持続可能な未来を創造する人づくり〜」では、まず第1部で歌舞伎俳優で2025年日本国際博覧会アンバサダーの松本幸四郎さんが「歌舞伎が好きと思えた原動力」と題して特別講演を行いました。 伝統文化の歌舞伎には明確な定義はなく、唯一受け継がれてきたと言えるのが「お客様を喜ばせようという精神」で、それこそが歌舞伎の革新性につながるなどと話しました。伝伝統統やや基基礎礎をを踏踏ままええててここそそ革革新新がが生生ままれれるるJ-Vision37を発表 教育・研究で学園内連携を強化学園創立100周年を迎えた常翔学園は昨年10月30日、大阪工大梅田キャンパスの常翔ホールを会場に、オンライン(ライブ配信)の同時開催による創立100周年記念式典と記念シンポジウムを開催しました。 式典はコロナ禍もあり、従来の周年式典に比べて簡素な規模に抑え、学園関係者をはじめ、後援会や校友会、企業の代表者など325人が出席。401人がオンラインでのライブ配信を視聴しました。学園の100年を振り返る映像上映の後、西村泰志理事長があいさつに立ち、学園の歴史を振り返り「学園関係者の努力や家族のような絆と地域の皆様のご支援で、関西有数の教育機関に成長できました」と感謝の言葉を述べました。学園3大学の学長とパネルディスカッションDigest

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