常翔学園FLOW101号
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なごみはね11FLOW|No.101|January, 2023の人表紙パイロットの平岡さん(左)と代表の興津さん(機械工学科4年)は、景色を楽しめたと言います。しかし、8km地点あたりから足に違和感を覚え、機体が徐々に降下。それでも持ち前の精神力で14km超まで距離を伸ばしました。ました。9月2日・3日の2日間、文化祭を開催した常翔啓光学園中高は、1日目は生徒と教職員のみとしましたが、2日目は保護者や卒業生なども入構可としました。ゲストには、東京五輪スポーツクライミング銅メダリストの野口啓代さんと卒業生で俳優の高橋光臣さんが登場。模範試技やトークイベントで会場を盛り上げました。第1滑走のカワセミはテイクオフ後、順調に4km地点を通過。毎日自転車で片道約35kmを通学し脚力を鍛えたパイロットの平岡幸士郎さん常翔学園中高は9月16日・17日の2日間いずれも午前中のみの開催としましたが、射撃など縁日風の出し物や吹奏楽部の演奏などで校内全体が華やかな雰囲気に。昨年度は中止となっただけに、生徒たちは2年ぶりの文化祭を大いに楽しみました。受賞しました。同大の機体「カワセミ」は軸の片側にのみ翅がついた1枚ブレードプロペラが特長。左右非対称でバランスが取りづらいなど難点はありますが、推力への変換効率が高いなどの利点を生かすとともに、長年のノウハウや研究力が光る設計となっています。また、動力をプロペラに伝えるギアボックスのパーツを今年新調し、駆動効率と耐久性を向上させました。大阪工大は、10月21日〜23日の間大宮キャンパスで城北祭を、23日は梅田キャンパスで茶屋町祭、11月3日は枚方キャンパスで北山祭を実施し、のど自慢大会や書道パフォーマンス、ロボット操縦体験、よしもとお笑いライブなどで盛況を見せました。また、摂南大は10月28日〜30日に寝屋川キャンパスで摂大祭を、29日に枚方キャンパスで摂友祭を実施し、各課外活動団体によるパフォーマンスの他、目玉イベント「セツコレ」では、登場した学生が訪れた観客を楽しませました。いずれの学校も学外の来場者を受け入れての開催は3年ぶりで、かつてのにぎわいを取り戻しつつあるイベントとなりました。プロジェクト代表の興津俊輔さん(ロボット工学科3年)は「10kmを超えるという目標を達成できたのは歴代の先輩たちが残してくれたノウハウや実績のおかげです」と話し、輝かしい記録に誇らしげな笑みを浮かべました。常翔啓光学園中高の模擬店常翔学園中高の出し物10月15日・16日は広島国際大が東広島キャンパスで、22・23日は呉キャンパスで和深祭を実施しました。模擬店やビンゴ大会、カラオケ大会の他、健康に関するミニ講演会など地域住民のための企画も用意。両キャンパス併せて約大会前のテストフライト和太鼓部が和深祭でパフォーマンス城北祭の書道パフォーマンス「セツコレ」に登場した学生滑走前の準備大フライトを成し遂げたプロジェクトメンバーら学園設置各学校で大学祭・文化祭を開催 3年ぶりに学外の来場者も9月から11月にかけて、学園設置各学校が大学祭・文化祭を開催し2300人が来場しました。大阪工大 鳥人間コンテストで14kmの大フライト2位入賞 審査員特別賞受賞大阪工大人力飛行機プロジェクトが、松原水泳場特設会場(滋賀県彦根市)で開催された「Iwataniスペシャル第44回鳥人間コンテスト2022」の人力プロペラ機部門に出場し、同大史上最長距離となる14274.23mのフライトに成功し、2位に輝くとともに審査員特別賞をJOSHO TOPICS

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