常翔学園FLOW99号
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■ 名誉教授 学園は4月1日付で摂南大の1教授に、名誉教授の称号を授与しました。■ 役職任命 学園は8月1日付で役職者の人事を発令しました。役職名と氏名は次の通りです。事務(  )内は前職●総務部長兼総務部人事課長(総務部人事課長) 山﨑 幹太18August, 2022|No.99|FLOWスポーツクライミングは、登った高さを競うリード、複数のコースをいくつ登れたか競うボルダリング、頂点まで登る速さを競うスピードの3種からなる競技です。リード種目以外の経験や実績も豊富な抜井さんは、8歳の時に競技を始め、その才能をすぐに開花させました。9歳で「THE NORTH FACE CUP2013」U-10の部で準決勝まで進出。世界大学選手権でプレーする抜井さん14歳で「IFSCクライミング・アジアユース選手権」のユースB男子ボルダリングで優勝し、翌年はスピード種目でも頂点に輝きました。読図とは、登山ルートの数カ所にぶら下がる札の位置を地図左から山本さん、永井さん、笠井さん、柿木さん上に書き込んで提出するもので、1ミリでもずれていると大きく減点さ久保 廣正(くぼ・ひろまさ)●14年4月摂南大学特任教授。経済学部長、経済経営学研究科長を務める。19年11月から22年3月まで副学長。博士(経済学)。更に今年2月に開催された「第35回リードジャパンカップ」でも好成績を収め、今大会の出場権を獲得しました。しかし、出場決定から本番までの時間が短く、準備が十分でなかったと振り返る抜井さん。3種目の中で最も長距離を登るリードは持久力が勝敗を左右しますが、スタミナに不安を覚えながらの試合となり「やはり持久力不足が露呈しました。また、リードは1回限りの試技なので、そのプレッシャーも大きかったです。喜べる結果ではありません」と厳しい表情を浮かべます。一方で「ボルダリングなど別種目で培ってきた力を生かせたことは収穫です。今後は持久力の向上と精神面の強化を図ります」と話します。体幹の強さを武器に、来年のリードジャパンカップでは今年以上の成績を残し、将来はクライミングワールドカップに出場すると意気込む抜井さん。今後の活躍に注目です。れます。苦手意識があるという同チームのメンバーらは「非常に高い正確性を求められるだけに今大会でも苦戦しました」。一方で、幕営審査では他チームに大きく差をつけることができ「ここで優勝を大きく引き寄せることができました」と話します。 手応えはあったものの確信までは持てなかっただけに、優勝が決まった時は「とてもうれしかった」と振り返るメンバーら。8月5日から香川県で開催される全国大会に向け、知識審査対策の他、18kgの重りを入れたリュックを背負い、校舎の1階から8階を何往復もする歩荷トレーニングで体力強化を図っています。「全国レベルを体感して学びにつなげたい」と意気込んでいます。日本代表のジャージを手に手応えのあった幕営審査摂南大 スポーツクライミング部の抜井さんが世界大会に出場抜井亮瑛さん(国際学科1年)が、6月13日〜17日にオーストリアで行われた「2022FISU世界大学スポーツクライミング選手権大会」のリード種目に日本代表として出場し、7位の成績を収めました。常翔啓光学園高ワンダーフォーゲル部が大阪大会を制覇し全国へ柿木祐人さん、笠井宏太さん、永井凪さん、山本波琉音さん(いずれも2年)のチームが5月7日、8日に行われた第76回大阪高校春季登山大会で優勝を果たしました。 1チーム4人で行う登山は、登山・天気図・救急手当などに関する知識、丁寧かつスピーディーにテント設営を行う幕営、読図などの項目を減点方式で審査され、最大得点のチームが優勝する競技です。GAKUEN NEWS摂南大学

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