beforeafter16August, 2022|No.99|FLOWれ変わりました。同校のグラウンドは1957年の開校以来、多くの生徒が授業や部活動で汗を流してきた場所で、2002年から全国大会を4連覇したラグビー部の原点でもあります。歴史や記録の残る土グラウンドですが、ここ数年は雨天後の水たまりが原因で授業や部活動に制限が生じる、生徒数の増加によりスペースの確保が困難であるという課題がありました。そこで、雨天後も気にすることなく、幅広い用途で利用できることを主眼にしたグラウンドの全面人工芝化計画が立ち上がり、2月〜7月の約6カ月の工事期間を経て、同日竣工に至りました。総面積は13116㎡で、北側に野球グラウンドを設置。ブルペンやベース周りなど土を使用する部分は水はけの良いソイルサンド舗装としました。また、ラグビーやサッカーコートのラインも引き、特にサッカーは公式競技で定められたフィールド寸法を確保しています。更 ロボティクス&デザインセンターで産学連携プロジェクトを行うRDクラブが、スチール棚などを製造・販売するニッコーとともに6月22日〜24日に開催された第3回関西物流展に「SRADⅢ」「AGVスタッキングラック」の2点を出展しました。この製品は同社との共同開発によって誕生したものです。 「SRADⅢ」は、約30秒で机や棚に変形することが可能。折りた「AGVスタッキングラック」(左)と「SRADⅢ」たむと厚さ65ミリになり、収納場所を選びません。また「AGVスタッ 5月27日〜30日、女子バレーボール部は第66回中国四国学生バレーボール選手権大会に出場し、創部以来初めての3位という好成績を収めました。 本大会には全19チームが参加。うち予選を突破した15チームが決勝トーナメントで争いました。 予選を快勝した同部は、決勝トーナメント1回戦で高知工科大と対戦しました。3セットマッチのうち2セットを奪うと勢いそのまま2回戦の四国大戦でも3−0と圧勝し、ベスト4に進出します。準決勝では、中国ブロック1位の強豪・中国学園大と激突。格上のチームを相手に大接戦を繰り広げました。結果は惜しくも1−3でしたが、部史上最高の成績を手にした部員らは、晴れやかな表情を浮かべました。に、校舎に近い位置に135mのウレタン舗装路と砂場への助走路をそれぞれ2本ずつ設け、ハードル走や三段跳びなどの陸上競技を行えるスペースも備えました。ナイター照明は、従来水銀ランプであったものをLED投光器に変更するとともに数を増加。照度が2倍以上となり、冬の夕暮れ時は暗くてボールが見えにくいといった課題も解消され、日が落ちた後でも十分な明るさの中で使用できるようになりました。今回の工事により、今まで以上に幅広い用途で、天候に左右されず使用できるようになった同校のグラウンド。今後も、生徒らが授業や部活動に全力に打ち込める環境づくりを目指します。キングラック」は、無人搬送車(Automatic Guided Vehicle)に載せて使用するもので、工具やマニュアル不要で組み立てられ、強度と軽量化を両立。物流業界の生産性向上の一翼を担います。チームリーダーを務めた福山晴人さん(ロボット工学科2年)は「企業との開発は新鮮で勉強になりました」と述べました。開発に携わったRDクラブのメンバーら四国大戦で得点を決め笑顔を見せる部員ら広島国際大女子バレーボール部 中国四国学生バレーボール選手権大会で躍進常翔啓光学園中高のグラウンドが全面人工芝に7月19日、常翔啓光学園中高のグラウンドが土から人工芝へと生ま大阪工大RDクラブ、企業と共同開発した製品を物流展に出展
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