14May, 2022|No.98|FLOW3月19日、20日に淀川河川公園で「学校法人常翔学園100周年記念大会 淀川マラソン2022」が開催されました。同大会は、元女子マラソン選手で、1992年バルセロナ五輪で銀、96年アトランタ五輪で銅メダルを獲得した有森裕子氏が代表理事を務めるNPO法人ハート・オブ・ゴールドなどが協力し毎年3月に開催。学園は、大会コースである淀川流域に大阪工大、摂南大、常翔学園中高が隣接していることから2011年の第1回大会から特別協賛しています。2020・2021年は新型コロナウイルス感染症が拡大しやむなく中止しましたが、3年ぶりの今年はコースをリニューアルして開催。フルマラソン・ハーフマラソンに加え、30㌔・10㌔・3㌔のコースに総勢2306人が参加しました。当日は、西村泰志理事長がスターターを務め、ランナーは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から複数組に分けるウェーブ方式で出走。2日間で約2000人が完走を果たしました。有森氏は開会式で、「NO WAR」と書いたゼッケンを胸に「スポーツとは平和なものです」とも呼び掛け、最後のランナーがゴールするまで沿道でエールを送り続けました。リニューアルした新コースの目玉は、普段は通行できない淀川大堰を走行するルートで、フルマラソン・ハーフマラソンの参加者1914人が、大阪・京都・琵琶湖を結ぶ大動脈・淀川を横断。約670㍍の大堰には時折強い風が吹きましたが、ランナーらは軽快な走りを見せました。本大会は第1回から学園設置各学校の学生・生徒がボランティアスタッフとして参加。今回は常翔学園高・常翔啓光学園高の生徒69人が活躍しました。コース4カ所に設置された給水ポイントでランナーの水分補給をサポートし、スタート・ゴール地点の大会本部では案内放送や誘導などを行いました。リーダーを務めたさんだ しん と三田神人さん(常翔学園高2年)は、学園創立100周年を迎える年に10回目を数える本大会に参加できたことについて「節目の年にこうして関わることができてうれしく思っています」と話しました。スタートの号砲を鳴らす西村理事長(中央)有森代表理事(左)と西村理事長スタートとともに走り出すランナーたち会場アナウンスや手荷物の管理も生徒らが担った給水ポイントでランナーにスポーツドリンク等を配る生徒ら学校法人常翔学園100周年記念大会 淀川マラソンに2306人のランナーGAKUEN NEWS
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