beforeafterコンピュータ技術機械学習危険領域さまざまな専門知識13FLOW|No.98|May, 2022本プログラムは、現代社会が抱える諸問題の解決や社会の持続的発展に必要不可欠で、昨今ますます重要性が増している数理・データサイエンス・AI分野について、学生が適切に理解し、活用する基礎的な力を身に付けることを目的としています。知的財産学部を除く工・ロボティクス&デザイン工・情報科学部では、当該分野に関連する科目が従来からカリキュラムに配当されていることから、既存の授業科目を履修し単位を修得することで本プログラムを修了することができます。また、知的財産学部においても、本プログラムの科目を学部の専門科目として開設するため、無理のない学修が可能です。更に、自己の成長記録が可視化された制作に携わった平賀清夏さん(看護学科3年)は「学生目線で作成したリーフレットなので、若い人の防災意識を高めるきっかけになればうれしいです」と話しました。この取り組みがスタートしたのは2019年4月で、学生はkt一級建築士事務所や建築家・西村望氏と協働し何度もプレゼンを重ねプランニングを行いました。当初は、子ども食堂など公共性の高いものをこだわり抜いた玄関土間で。加嶋教授(左)と学生ら考案したものの予算の観点から再検討。最終的には、居住者・来客者にとっても団らんの場となるスペースを備えたシェアハウスとしました。リノベーションにあたり、骨組部分である柱や梁は基本的にそのまま再利用し、間取りを全面的に新しいものとしましたが、建物の「履歴」を継承し、それが分かるように既存の柱や梁、階段などはあえて見せる意匠設計としました。ポイントとなる団らんの場は玄関です。土間と上がり框の段差を高くし、縁側のような玄関土間とすることでルームメイトや来客と座ってくつろげる空間を創出しました。作業中は苦労も多かった学生ですが「図面やCGで計画していたものが実際のスケールで出来上がっていく様子を見て感動しました」と笑みを浮かべました。「DSシステム」を用いて、個々の学力に応じた修学指導体制を確立。卒業までの4年間、モチベーションを維持し続ける土台が備わっています。同大では、理工系諸分野に限らずあらゆる分野で必要とされるデータサイエンスやAIに関する知識やスキルを備えた人材を育成・輩出し、社会の要請に応えていきます。 創作イラスト部の作品がJR大阪城公園駅のホームに5月から展示されています。 本取り組みは、文化活動の発信を目的にJR西日本と協同で実施するもので、同校の他に2校が参加しています。大阪城公園駅に展示されている生徒の作品 生徒らは約2カ月かけて作品を完成させました。学内の展示会や私学展などに出展することは今までにもありましたが、大勢の人の目に触れる場所に展示するのは初めてで、生徒らは制作から設置までわくわくした日々を過ごしました。同駅のホームを色鮮やかに彩る作品は、7月2日まで展示の予定です。せい なかまち数学と統計知識データサイエンス従来的研究学生が作成したリーフレット(表紙)Conway, 2013のベン図日本語版を基に作成常翔啓光学園中高創作イラスト部の作品がJR大阪城公園駅に展示学生の力で築46年の一軒家がシェアハウスに大変身摂南大建築学科加嶋章博教授の研究室の学生が、寝屋川市内にある築50年の2階建て木造住宅をロフト付き個室4部屋を備えた学生向けシェアハウスにリノベーションしました。大阪工大、数理・データサイエンス・AI教育を全学的に展開大阪工大は、2022年度から全学部の教育課程において、リテラシーレベルの数理・データサイエンス・AI教育プログラム「OIT−MDASH(リテラシー)」を開設しました。西日本豪雨災害を忘れない防災の意識高めるきっかけを広島国際大の紡ぎプロジェクト(現:呉ボランティア部)は、4年前の西日本豪雨災害の記憶を風化させず学生や呉市民に防災意識を高めてもらおうと、呉市社会福祉協議会と共同で防災リーフレットを作成しました。 リーフレットには、親しみやすいよう「ヒロコク防災くん」と名付けた手書きのキャラクターを起用。被災住民や福祉協議会職員へのインタビューや学生へのアンケートなども盛り込みました。JOSHO TOPICS
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