22人人ののの常常常常常常常常常翔翔翔ラララガガガガーーーマママンンンまつい・ちひと●1994年11月生まれ。小学1年から大工大ラグビースクールでラグビーを始め、常翔学園高に進学。同3年の2012年度全国高校ラグビー大会で優勝。2、3年時に高校日本代表。同志社大在学時の2015年、韓国戦で日本代表初キャップ。2016年リオデジャネイロオリンピックの日本代表バックアップメンバー。2016年大学卒業後にサントリーサンゴリアスに加入。同9月トップリーグ公式戦初出場。2018年ワールドカップセブンズの7人制日本代表。2020年キヤノンイーグルス(現横浜キヤノンイーグルス)に移籍。2021年東京オリンピックの7人制日本代表(主将)。ポジションはウィング(WTB)。身長183cm、体重88kg。50mを5.7秒で走る。大阪府出身。オリンピック初戦のフィジー戦で前半に同点トライを決めた松井選手=写真提供:毎日新聞社チームはファミリー― 最終的に東京オリンピックの代表が決まった時の気持ちを教えてください。松井 私はオリンピックの2年前に7人制日本代表のキャプテンになりましたが、オリンピック代表はそれとは関係なく公平に選考されました。キャプテンだから特別扱いというのは自分でも望みませんでした。石田 13人の代表メンバーを絞り込む合宿を繰り返す中で、レベルの高い他の選手を見ていたので自分が選ばれる自信はなかったです。だからうれしかったのは事実ですが、自分で大丈夫かという不安と重い責任も感じました。もともと東京大会より次のパリ大会出場を目標にしていましたが、コロナ禍による大会1年延期でチャンスが生まれました。最終回01FLOW|No.97|March, 2022*松井選手はリモート取材INTERVIEW東京五輪 男子7人制ラグビー(セブンズ)日本代表■東京オリンピック・男子7人制ラグビー日本代表の成績最終順位:12チーム中11位横浜キヤノンイーグルス明治大3年●日本 19−24 フィジー(7月26日)=松井1トライ●日本 0−34 英国 ( 〃 )●日本 12−36 カナダ (7月27日)=松井1トライ●日本 7−21 ケニア ( 〃 )=松井1トライ●日本 31−19 韓国 (7月28日)=松井1トライ1次リーグ(B組)9〜12位決定予備戦11位、12位決定戦【7人制ラグビー】セブンズの試合は通常2分間の休憩を挟んだ前後半各7分(決勝は前後半各10分の場合も)。15人制よりも頻繁に得点プレーが発生する。試合時間が短いため、同チームが1日で複数回試合を行うことが可能。フィールドは15人制と同じ。チームは3人のフォワードと4人のバックスからなり、スクラムは各チーム3人。15人制とほぼ同等のルールのため、選手は広大なフィールドを走り回る必要があり、1日に複数試合を行うこともあるため、何度も全力疾走できる体力とスピード、1対1でのランニングスキルなどが要求される。トップレベルでは機動力や万能性を備えた選手が多くを占める。*会場はいずれも味の素スタジアムこのコーナーは、2020東京オリンピック開催にちなんだ『Team常翔』による連続インタビュー企画です。2013年から始まった長期連載企画<2020東京五輪×「Team常翔」>の最後を飾るのは、晴れて東京オリンピックの舞台に立った2人の常翔学園高出身ラガーマンです。男子7人制ラグビー日本代表、松井千士選手(横浜キヤノンイーグルス)と石田吉平選手(明治大3年)で、松井選手はキャプテンとしてチームを引っ張り、石田選手はチーム最年少として注目を集めました。1次リーグ3戦全敗、決勝リーグ1勝1敗で12チーム中11位の不本意な結果となりましたが、2人はこの経験を生かそうと既に前を向いて走り出しています。2人にオリンピックについて語ってもらいました。 巻頭特集松井 千士選手石田 吉平選手夢夢のの大大舞舞台台台台でででででで躍躍動した
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