16March, 2022|No.97|FLOW障がい者にヒアリングを重ね、使いやすいシステムを設計(摂南大)甲良町の歴史について話を聞く学生ら弁理士試験を突破した日笠さん「千早」と呼ばれる白い羽織に金の烏帽子姿の桐石さん官公庁・報道機関へのあいさつ回りの他、参拝者への福笹授与などハードな日々でしたが、歴史と伝統ある福娘として貴重な経験ができ「ここで学んだ所作や言葉遣いは今後の生活にも生かせると思います」と笑顔を見せました。主な活動として、同学科の学生がSociety5.0時代の地域観光振興をテーマに、同町にある魅力的な歴史的文化財を360度カメラで撮影し、VRゴーグルを使ってバーチャル体験してもらうことで、観光地として復興させる取り組みを行っています。同町の西明寺は834(承和元)年に谷本さんは、「1年生の時からコツコツと勉強を積み重ねた成果が表れてうれしいです」と喜びの表情を見せました。2月13日にオンラインで開催された「2021年度人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ近畿地区予選大会」で、摂南大経営学科塚田義典准教授ゼミのチームが最優秀賞を、大阪工大情報科学部のチームが優秀賞を受賞しました。摂南大チームは、地区代表として初めての全国決勝大会に挑みます。同チームは、障がい者をAI開発の新たな担い手とするプロジェクトについて発表。企業や障がい者就労支援施設のニーズを踏まえ、システム提案や設計などを行う中で、チームワーク力・提案力・創造力の3つの壁を乗り越えた経験を紹介し、審査員から高い評価を受けました。また、大阪工大チームは街を活性化する特産品開発の取り組みを通じ、周囲を巻き込む力や現実性を追求し考え抜く力が養われたことを発表しました。創建され、CNNの特集で金閣寺などと並び「最も美しい場所31選」に選ばれるなど、同町には知られざる魅力が隠れています。動画制作に携わる佐倉汐音さん(1年)は「この講義に参加して、地域の抱える問題に直接触れることで、自らが考えて行動することの大切さを実感しました。地域の人々とより深い関係を構築していきたいです」と今後の展開に向けて意気込みを語ってくれました。1月11日、日笠竜斗さん(大阪工大知的財産学科4年)が弁理士試験に合格しました。昨年合格した兄・将馬さんに続いての現役合格です。弁理士試験は短答式筆記・論文式筆記・口述の3段階にわたる試験で、毎年合格率が10%に満たない難関です。同学科では2015年度からそれぞれの試験に応じた指導体制で学生をサポート。また、学生同士による自主的な勉強会も年々活発になっています。そうした学びの機会を入学直後から活用し、1年生の時から弁理士試験に挑み続けた日笠さん。先輩たちの合格に続かなくてはというプレッシャーは大きかったと振り返りつつ「学部生の間に弁理士試験に合格するという目標を果たせてうれしい」と笑顔を見せました。桐石さんは力試しのつもりで応募したので合格するとは思っていなかったと言い、「ウォーキングや自己PRを含めた全4回の審査を経て選出された瞬間は、とても驚きました」。日笠竜斗さん、兄に続いて難関の弁理士試験に合格摂南大外国語学科の桐石さんが「えべっさん」の福娘に桐石青菜さん(1年)が、商売繁盛の神・戎様を祀る今宮戎神社の福娘に選ばれました。福娘は戎様の福徳を多くの人に授ける役割を担うとされ、60年以上の歴史があります。Society5.0を支える技術を活用し過疎地域を観光地に摂南大経済学科の学生らが、「経済学特別講義Ⅱ」で滋賀県甲良町のプロモーションビデオを制作しています。同町は、住民数が県内最少の6749人(2021年4月時点)となり、過疎法に基づき過疎地域に指定される見通しとなっています。そこで2021年11月、同町と摂南大、こうらウエルネスツーリズム実行委員会は、『過疎に打ち克つため』の連携協定を結び、観光振興を通じた地域の活性化の実践に向け、相互に連携・協力しています。広島国際大の谷本真歩さんが第18回栄養士実力認定試験で全国1位に2021年12月に実施された全国栄養士養成施設協会主催の第18回栄養士実力認定試験で、谷本真歩さん(医療栄養学科3年)が受験者8867人の中で全国1位の成績を修める快挙を成し遂げました。同試験は、栄養士・管理栄養士の養成施設(学校)に通う学生や卒業生が、知識・実力を知るため努力が実り全国1位の成績をに毎年実施されています。広国大は今回の修めた谷本さん試験から初めて参加し、同学科3年生50人が受験しました。社会人基礎力育成グランプリ地区予選大会で摂南大が最優秀賞、大阪工大は優秀賞
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