常翔学園FLOW96号
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■競技運営ボランティアスタッフ■2004年啓光学園中学・高校(現:常翔啓光学園中学・高校)理科教繭。同年からワンダーフオーゲル部を指導。201l年大阪高等学校体育連盟登_し19^v、-~」...~9』l一L~北田教諭(左)と森教諭(中央右)と卒業生ら=スポーツクライミング競技会場の青海アーバンスポーツパークで常翔啓光学園中学・高校教諭ワンダーフォーゲル部部長東京オリンピックで初めて正式競技として採用されたスポーツクライミング。8月3日から6日の4日間、世界各国を代表するクライマ一男女各20人が、スピード、ボルダリング、リードの3種目複合(コンバインド)でメダルを争いました。日本勢は、女子が銀メダルと銅メダルを獲得し、その活躍が注目されました。常翔啓光学園中高に、スピード・ボルダリング・リードの3つの壁が一体となった常翔啓光クライミングウォールが誕生したのは2 0 1 7年5月のこと。前年にスポーツクライミングがオリンピック競技に決定したこともあリ、この施設の誕生は多くのメディアに取り上げられました。同校ワンダーフォーゲル部の部長である北田教諭と顧問の森教諭は、大阪府山岳連盟の募集に応え、卒業生2人とともにスポーックライミングの競技運営ボランティアとして、大会を支えました。東京郊外に宿舎を構え、片道約1時間かけて、会場の青海アーバンスポーツパーク(東京都江東区)を往復する毎日。森教諭と卒業生らは、選手控室とウォームアップルームヘの立ち入リをチェックするAccessControlを、北田教諭は、選手を控室から試合会場まで送迎するGolfCart Driverを担当。北田教諭は、「世界のトッ同部顧問特集t字東京五輪x「Team常翔」ーII.~“`n.`’‘9l●1r.. 東京五輪体験記ーそれぞれの立場から見た束京五輪一プ選手と身近に接する役割で、英語のコミュニケーションは難しかったですが、その気迫やオーラは充分に感じられました」と振リ返リます。競技は真夏の屋外である点が考慮され、夕方から夜にかけて行われたため、並ぶ活動時間は14時から23時まで。宿舎に着くのは夜中の0時を回り、就寝は明け方と昼夜逆転の生活でした。20 1 8年にボランティア参加を決め、東京での研修を経て、開催を心待ちにしていた時にコロナ禍で1年延期となリ、悩んだ末の決断でしたが、森教諭は、「想像を超えた大会規模や選手のパフォーマンスに圧倒された一生に一度の貴重な経験でした」と喜びを語リました。イギリス代表チームの事前合宿コロナで中止に2019年春、イギリス大使館から常翔啓光学園中高に突然1本の電話が。ナショナルチームが事前合宿の場所を探しているとのことで、同校のクライミングウォールを見学に来ました。秋にはヘッドコーチも来日し、合宿地として決定していたのですが、コロナ禍のため中止に。実現していれば、イギリスのトップクライマー・ショウナ・コクシーの技(ムーブ)を部員らが間近に見ることができたはずでした。山専門部常任委員、2019年から同委員長。2017年大阪府山岳連盟理事(スポーックライミング担当)。大阪府出身。もりまさのり口2005年啓光学園中学・高校(現:常翔啓光学園中学・高校)国語科教繭。2008年からワンダーフオーゲル部を指導。201l年大阪高等学校体育連盟登山専門部常任委員、2015年大阪府山岳連盟理事(高体連担当)。大阪府出身。左からリード、ボルダリング、スピードの壁がJANUARY, 2022 I No.96 I FLOW 06 北田広明森昌範........................................................,............... EE]-FK洲

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