常翔学園FLOW96号
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■塩沢さんが近畿高校スポーツクライミング大会で優勝■ドローンをもっと身近に小学生を対象に体験プログラムを実施■広島国際大大学院川北さん■AR技術で1250年前の寺を再現くだらじくだらのこにきしきょうふくぷ—―­ARマーカーを見ながらゲームの説明を聞く児童らでAR(拡張現実)技術を用いた、百済寺の再現コンテンツを提供し常翔啓光学園高ワンダーフオーゲル部の塩沢勇人さん(2年)が、112位より1分以上も早いタイムで完登し圧月に比良げんき村(滋賀喋大津市)で開催された「第26回近畿高等勝。試合1カ月前から体重を減らすため食競技を終えて笑顔を見せる塩沢さんシャーの中での戦いでしたが、結果は、など部全体のレベルも上がってきており、更なる活躍が期待されます。大阪工大ネットワークデザイン学科のサイバーヒューマンシステム研を見て、マーカーの指示(前後究室は11月27日、ドローン事業を展開するIT企業と共催で、小学生左右)を確認。その後、どうマー対象のミニドローン体験プログラムを枚方キャンパスで実施しました。科の池林ハキームさん、植田涼介さん、小池泰景さん(いずれも4年)らは河合紀彦准教授の指導の下、11月23日に開催された枚方市の市民歴史講座できるました。同寺は奈良時代の高官・百済王敬福が750年頃建立したとされる寺で、鎌倉時代に廃寺となりましたが、その跡地は歴史的価値があるとして1952年から国の特別史跡に指定されています。池林さんらは、同寺跡地で撮影した全方位カメラの風景画像と建立当時の寺をCGで再現した画像を合成し、タブレット端末上で当時の姿をよみがえらせました。受講者らは約1250年の時を超えてよみがえった百済寺を前に歴史に思いをはせました。このコンテンツはIC丁学習教材としての活用も検討しており、今後も同市と連携を深め、更なる充実を図る予定です。市民講座に協力大阪工大情報メディア学学校スポーツクライミング大会」の男子事を管理し、特別メニューを組んだ練習のリードで優勝しました。リードは制限時間内に登る高さを競う止となり、モチベーション維持に苦労した種目で、完登または高さか同じ場合は到達だけに、喜びは一層大きく、「結果を残せてタイムで順位が決まります。塩沢さんは、うれしい。全国大会では決勝に残れるよう競技に入る前に会場からの歓声で完登者頑張りたい」と意気込みます。今大会7人の高さ15m超の壁を6分間で登るが出たことが分かりました。大きなプレッ大阪府男子代表に同部から5人が選ばれ、女子リードでも4位に入賞する建立当時と現在の風景を対比しながら楽しむことがARマーカーをパイロンに貼について新しいアイデアが出てくるなど、子供たちの発想力に驚かされ当日は9人の児童が3グゴールに到着できるかを考え、ループに分かれ、AR(拡張現楽しみながらプログラミング実)マーカーを使い、ドロー的思考力を養いました。ンを誘導するゲームに挑戦しました。児童らは、4種類の「みんなの熱中ぶりがうれしかったです。パイロンと仕切りのレイアウトり、搭載されたカメラでそれました」と話しました。研究室では今後もっと多くの小学生にドローンらを読み取るドローンの動きに親しんでもらう体験プログラムを企画しています。成果が実りました。コロナ禍で各大会が中カーを配置すれば、より早くイベントを企画した早川昌親さん(コンピュータ科学科4年)は、川北輝さん(実践臨床心理学専攻専門職学位課程2年)が、11月スト決選大会」に出場し、奨励賞を受賞しました。同コンテストのスピーチテーマは、SDGs17の開発目標の具体的な実践活動で、川北さんは「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」について、「カウンセラーアバターで心の健康の保持・増進に寄与する」というメッセージを発信しました。川北さんは、自身が行った研究結果から、ユーザーの好みに応を行う川北さんじて相談環境やアバターを選択できる仕組みがあれば、日常的にアバターに相談することがより身近になると考えています。今後は、アバターがユーザーにリラクセーション技法を体験的に教えるという研究に着手する予定で、「心理臨床領域におけるDX(デジタルトランスフオーメーション)によって、メンタルヘルスの問題を解消することが現在の使命です」と意気込みます。27日にオンラインで開催された「第2回松下幸之助杯スピーチコンテ松下幸之助杯スピーチコンテストで奨励賞飛行するドローンを誘導自作のバーチャル背景を使ってスピーチJANUARY, 2022 I No.96 I FLOW 10 Fll碑

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