常翔学園FLOW90号
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19FLOW | No.90 | November, 2020GAKUEN NEWS■ 永年勤続表彰学園創立98年を迎え永年勤続者を表彰 学園は10月30日、創立98年を迎えました。長年にわたり、教育・研究、業務に精励し、学園の発展に貢献してきた永年勤続者52人を表彰しました。 表彰された方の氏名は次の通りです(50音順、敬称略)。◆30年勤続(8人)◇板谷 麗子(摂大学長室企画課長)◇岡田 弘文(施設課長)◇小西 元美(摂大薬教授)◇小松 里美(工大学長室会計課)◇田中 昭子(工大学長室会計課係長)◇廣田 祥子(工大入試部長)◇廣森 しのぶ(工大就職課枚方分室課長)◇山田 長正(常翔啓光中高高校教頭・英語教諭)◆15年勤続(44人)◇青木 宏光(広国大薬教授)◇家本 真実(摂大法律准教授)◇浮田 徹 (摂大法律准教授)◇遠藤 利昌(広国大薬准教授)◇大川 武訓(財務課係長)◇大倉 保彦(広国大診療放射線教授)◇大山 理 (工大都市デザイン工教授)◇岡本 一央(摂大教務課係長)◇貝塚 洋介(工大学長室庶務課係長)◇片田 喜章(摂大電気電子工准教授)◇角山 照彦(広国大医療福祉教授)◇門脇 直哉(工大入試課係長)◇喜多 健太郎(創立100周年記念事業事務室)◇北村 潤 (常翔中高情報教諭)◇北村 雄二(常翔中高生徒指導部長・体育教諭)◇小林 俊公(摂大機械工准教授)◇坂村 八恵(広国大看護准教授)◇下岡 武司(広国大学長室係長)◇関堂 幸輔(工大知的財産准教授)◇谷 保孝 (工大一般教育准教授)◇谷川 裕哉(工大ロボティクス&デザイン工学部事務室係長)◇辻田 勝吉(工大電気電子システム工教授)◇ドナルド チェリー(広国大リハビリテーション准教授)◇中神 剛(広国大学長室長<部長待遇>)◇中島 正光(広国大薬教授)◇長田 武(摂大生命科講師)◇長嶺 憲太郎(広国大医療栄養教授)◇西川 眞由美(摂大外国語学部長・研究科長・教授)◇西口 敏司(工大ネットワークデザイン准教授)◇新田 篤史(常翔啓光中高事務室係長)◇糠信 憲明(広国大看護准教授)◇羽根田 清文(広国大診療放射線准教授)◇松本 絵美(常翔啓光中高教務部長・理科教諭)◇水谷 泰治(工大情報システム准教授)◇水野 五郎(工大知的財産教授)◇村岡 雅弘(工大応用化教授)◇村上 雄樹(常翔中高数学教諭)◇森 信博(広国大薬教授)◇森田 高士(広国大学生課係長)◇養父 幸生(常翔中高数学教諭)◇山田 章子(広国大保健室主任)◇山中 浩泰(広国大学生部長・薬教授)◇山本 めぐみ(広国大診療放射線助教)◇米山 雅紀(摂大薬准教授)■ 新採用者紹介■ 常勤理事の役職と担務 学園は教育系1人、事務系3人の職員を迎えました(掲載欄に日付の表記がない場合、いずれも10月1日付採用)。清水 雅士 しみず・まさし業務嘱託(研究専従担当)所属:大阪工大研究支援・社会連携   センター江藤 邦隆 えとう・くにたか事務職員■事務系職員所属:大阪工大研究支援・社会連携   センター小林 真里 こばやし・まり業務嘱託(URA)所属:大阪工大研究支援・社会連携   センター榎木 宏之 えのき・ひろゆき准教授/大学院実践臨床心理学専攻■広島国際大学■事務系職員専攻分野:臨床心理学、パーソナリ     ティ心理学 常勤理事の役職と担務<(  )内>は次の通り。◇理事長 西村泰志◇大阪工大学長 益山新樹◇摂南大学長 荻田喜代一◇広島国際大学長 焼廣益秀◇常翔学園中高校長 北尾 元一◇常翔啓光学園中高校長 吉村仁志◇(創立100周年記念事業、募金、広報、社会連携、常翔ウェルフェア) 上田和徳◇法人室長(法人室、監事室、内部監査室) 佐藤等◇総務部長(総務部、労務、渉外室) 吉井克彦◇常務理事(事務統括、財務、施設、労務、ICT連携機構) 吉野正美[9月1日付]■ 常務理事■ 顧問 学園は寄附行為に基づき、顧問に井上正崇氏、久禮哲郎氏を選任、越前屋棟氏、里村裕氏を再任しました。なお、任期は久禮氏、里村氏が2020年7月20日~2021年7月31日(就任日は7月20日に遡及)、井上氏、越前屋氏が2020年8月1日~2021年7月31日(就任日は8月1日に遡及)。 西村泰志理事長は寄附行為に基づき、吉野正美氏を常務理事に指名しました。 学園は8月3日開催の理事会において常務理事を指名、顧問を選任・再任するとともに、常勤理事の担務を決定しました。吉野 正美(よしの・まさみ)〈新〉●大阪工業大学経営工学科卒。78年4月学園事務職員。監査室長、財務部長、危機管理室長などを務める。08年6月から10年9月評議員。15年4月日本高等教育評価機構評価員養成検討委員会委員。10年7月理事。井上 正崇(いのうえ・まさたか)〈新〉●大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。84年4月大阪工業大学工学部助教授。86年4月教授。教務部長、工学部長兼大学院工学研究科長などを歴任し、07年10月から15年10月学長。同年12月から19年11月顧問。大阪工業大学名誉教授。工学博士。越前屋 棟(えちぜんや・むね)〈前〉●大阪工業大学高等学校土木科卒。越前屋工業所専務取締役などを務める。85年6月から94年6月評議員、91年6月から94年6月同議長。94年7月から97年7月監事。08年6月から14年6月評議員、08年7月から16年7月理事。同年8月顧問。久禮 哲郎(くれ・てつお)〈新〉●大阪工業大学応用化学科卒。アルフレッサファーマ代表取締役社長、同社特別顧問などを務める。10年6月から11年3月評議員、同年4月から12年7月監事。同年7月から20年7月理事。14年1月から20年7月理事長。里村 裕(さとむら・ゆたか)〈前〉●大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。88年4月大阪工業大学工学部助教授。97年4月教授。11年4月から16年3月常翔啓光学園中学校・高等学校校長。13年4月から16年7月評議員。14年7月から18年7月理事。同年7月顧問。大阪工業大学名誉教授。工学博士。名曲アルメニアン・ダンスに新たな息吹 日本を代表する指揮者の一人でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など世界の一流オーケストラでタクトを振ってきた佐渡裕さんが8月13日、夏休み中の常翔啓光学園中高に来校。吹奏楽部の中学・高校生たちに約2時間に及ぶ特別授業を行いました。自ら指揮棒を手にエネルギッシュに演奏指導をしただけでなく、練習後は部員からの音楽や人生についてのさまざまな質問にユーモアを交えて丁寧に答えていました。世界的なマエストロから直接指導を受け、濃密な時間を過ごせた部員たちは「夢のよう」と大興奮。コロナ禍で練習もままならない期間が続いていましたが、これからの演奏活動だけでなく人生における大きな宝物を手にしたようです。常翔学園の設置学校の学生、生徒らが各界の“一流人”と語り合う「クロストーク」の第5回はいつもより拡大した特別版です。 佐渡さんは毎年12月に大阪城ホールで開催される「サントリー1万人の第九」(毎日放送=MBS=主催)で総監督・指揮を務めています。常翔学園がその練習会場を提供するなど、この年末イベントと強いつながりがあることから特別授業が実現しました。もともと音楽大でフルートを専攻し、現在も日本を代表する吹奏楽団「シエナ・ウインド・オーケストラ」の首席指揮者も務める佐渡さんは「ブラバン愛」にあふれた指揮者としても知られています。当日は毎日放送の撮影スタッフらがカメラを構える中で、同放送アナウンサー野嶋紗己子さんの司会で練習が始まりました。会場はいつも同部が練習しているミューズギャラリー2階のホールで、42人がソーシャル・ディスタンスを配慮し、通常より横長な楽器配置になりました。司会が佐渡さんのプロフィールを紹介し、佐渡さんが登場すると、練習場の空気が一気にピーンと張り詰めました。 練習曲は米国の作曲家アルフレッド・リードの「アルメニアン・ダンス パート1」(演奏時間約11分)。変化に富んだ5つのアルメニア民謡で構成され、吹奏楽の名曲として知られます。日本でもプロ楽団からアマチュア団体まで演奏会のプログラムに取り上げることも多い人気曲です。まず、部顧問の上林遊教諭(音楽)の指揮で最初から最後まで通して演奏を披露。楽譜をもらってから2カ月ほどという部員たちでしたが、マエストロの鋭い視線を感じマエストロ佐渡の魔法のタクト部員たちを魅了し演奏が一新 05FLOW | No.90 | November, 202003さど・ゆたか 京都市生まれ。1984年京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。パリ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団など、欧州の一流オーケストラに毎年多数客演を重ねている。2015年9月から、オーストリアを代表するトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任。オペラ公演でも海外での実績を重ねている。国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。毎年12月に大阪で開かれる「サントリー1万人の第九」(毎日放送主催)の総監督・指揮を1999年から務める。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「僕が大人になったら」(PHP文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP新書)など。指揮者さど・ゆたか佐渡 裕さん常翔啓光学園中学・高校吹奏楽部に世界的指揮者の佐渡裕氏が特別授業

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