4月1日、摂南大枚方キャンパスに大阪府内唯一となる農学部が誕生。農業生産学科、応用生物科学科、食品栄養学科(管理栄養士養成課程)、食農ビジネス学科の4学科体制で、グローバルな視点で食と農に関する実践的な知識・技能を身につけます。 同キャンパスの薬・看護学部と教育・研究で連携し、「食・バイオ・栄養・医療・健康」をテーマとしたライフサイエンス・キャンパスを構築します。また、同大理工学部や大阪工大情報科学部などとも連携し、AIやICT、IoT技術を活用した先端農業分野「スマート農業」にも取り組みます。 完成した農学部棟(8号館)は、地上3階建て、延べ床面積約18000㎡(テニスコート70面分)。八幡の竹をイメージしたスタイリッシュな外観と、内部は木目調で落ち着きと温かみある空間です。遠隔授業が行える約500席の大教室をはじめ、最新鋭の研究機器を備えた共同機器室や実験室、最新の調理機で約100食分の調理を実践的に学べる実習室、ラーニング・コモンズ、食堂などを整備。開放的な中庭や屋上広場、談話スペースも設けています。更に農場と温室5棟(うち1棟は水耕栽培装置を設置)、体育館、グラウンドも新設。同キャンパスで学ぶ学生の快適なキャンパス環境を同時に整備しました。 農学部では充実した環境のもと、SDGsが掲げる人類社会の課題解決や地球規模の持続可能な開発目標の達成に寄与する教育・研究を推し進めていきます。JOSHO TOPICS摂南大に大阪府内唯一の農学部が誕生!「連携」をキーワードに教育・研究を展開広々とした明るい空間で談話を楽しめる8号館中庭部室や音楽練習場なども備えた体育館「SETSUDAI ARENA」実習授業や研究で利用する温室(ガラスハウス) 広島国際大に4月1日、「健康スポーツ学部」と「健康科学部」の健康を冠する2学部が誕生。6学部11学科9専攻の体制で新たなスタートを切りました。 健康スポーツ学部は健康スポーツ学科の1学科体制。スポーツや運動に関する幅広い知識と実践力を通して、人々の健康づくりや生活習慣病予防に貢献する「地域リーダー」を育成します。進路実現のために4つの履修モデル「メディカルフィットネス・トレーナー」「健康・体力づくり支援」「スポーツ教育・指導者・スクールトレーナー」「スポーツ行政・地域づくり支援」を用意し、資格取得もサポートします。 健康科学部は、既存の心理、医療栄養、医療経営、医療福祉の4学部を基に改組。「健康新時代のリーダー」を育成します。 両学部では、学部・学科の垣根を越えて学べる「横断プログラム」を導入しており、専門性+αの力を身につけることができます。チームで学ぶ専門職連携教育(IPE)も行い、さまざまな学びを積み上げていくことで、社会で活躍できるチャンスを広げます。 施設面では東広島キャンパスに「Active Wellness Center(アクティブ・ウェルネス・センター)」を新設。健康スポーツ学部の実習施設の他、地域向け健康相談施設「しあわせ健康センター」も併設し、同大にかかわるすべての人の健康や運動の拠点となります。 キャンパスは3キャンパス体制から、東広島と呉の2キャンパス体制に移行。交流・連携を更に活性化していきます。広島国際大 健康を冠する2学部が誕生 健康と運動に特化した新施設も完成Active Wellness Center外観併設された「しあわせ健康センター」健康スポーツ学部などが利用するトレーニングルーム09FLOW | No.88| June, 2020
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