GAKUEN NEWS27FLOW | No.83 | March, 2019■ 新採用者紹介 学園は2月1日付で事務系職員を迎えました。 学園は1月22日、学校法人大阪歯科大学(理事長:川添堯彬)と学校法人関西医科大学(理事長:山下敏夫)の2法人と包括連携協定を締結しました。 3法人は大阪府枚方市に大阪工大、摂南大、大阪歯科大、関西医科大のキャンパスを設置しています。大学間では既に学術交流協定を結んでいますが、法人レベルで連携することで、それぞれが有する人的・物的資源を最大限に活用でき、設置大学の活性化と経営発展が見込めます。今後は連携・協力の具体的な事項を決定するために協議会を設置し、医・歯・薬・工の分野における学術及び教育・研究の一層の充実を図るとともに、地域社会と国際社会の発展に貢献するさまざまな取り組みを推進していきます。 久禮哲郎理事長は調印式で「この連携を互いの設置大学の発展と地域への貢献につなげたい」と述べ、今回の協定に期待を寄せました。常翔学園、大阪歯科大学、関西医科大学3法人が包括連携に関する協定を締結協定書を手にする(左から)川添理事長、山下理事長、久禮理事長城北倶楽部が講演会を開催講師に「コンニャク打法」の梨田昌孝氏古澤 香 ふるさわ・かおり嘱託職員(看護師)■事務系職員所属:摂南大学生部保健室JOSHO TOPICS産官学7団体が竹原地域の福祉人材確保を目的に包括連携協定を締結 広島国際大をはじめ、竹原市など広島県内の7団体が、竹原地域における福祉人材の安定確保を目的に「福祉・介護・保育における人材育成事業に関する包括連携協定」を締結しました。 竹原地域社会福祉法人協議会が主体となった今回の協定の軸は、小・中・高校生の段階から福祉の魅力を知ってもらい、奨学金の支給などにより生徒の同分野への進学を後押しする「進学支援事業」です。少子高齢化に悩む竹原地域への福祉人材の定着を目指す同事業を実現するため、2018年度、協議会が福祉分野の学部・学科を有する県内の教育機関に広く協力を依頼。これに同大が応じ、事業の一端を担うこととなりました。産官学の各団体が横断的に同分野の課題に取り組むのは、竹原市では初めての事例です。1月21日に市役所で行われた締結式には焼廣益秀学長が出席し、「大学のさまざまな資源を積極的に活用してほしい」と同市の課題解決に向けた協力を約束しました。 経済界で活躍する学園卒業生の交流団体「城北倶楽部」は昨年12月3日、プロ野球チーム・東北楽天ゴールデンイーグルス前監督の梨田昌孝氏による講演会をOITホールで開催しました。梨田氏は「長所を活かして個性を伸ばせ ! ~梨田流『自己と組織の育成法』~」と題して講演し、同部会員をはじめ、学園教職員や学生など291人が聴講しました。 同氏はテーマの「長所と個性」について、自身のプロ経験をもとに解説。現役時代、打撃不振を招いた打ち方の癖を強みに変えるため独特の「コンニャク打法」を開発したというエピソードを披露し、長所・短所を的確に把握することで個人も組織も成長できると語りました。 また、大阪工大の院生を壇上に招き、身振りを交えてキャッチングを指南する場面も。近鉄バファローズの主力捕手として活躍した同氏直々のアドバイスに、同氏の大ファンだという院生は感激の面持ちで聞き入っていました。ボールの握り方をアドバイスする梨田氏
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