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FLOW No.82

専門性も国際性も備えた薬剤師を目指す

広島国際大学 薬学科4年

西村 紅映さん

「キラリ*Josho note」のページ26は、広島国際大学の西村 紅映さんです。今回も常翔学園のキャンパスでキラリと輝く学生を紹介します。

不安を癒してくれた2つの体験

父親が消防士、母親が病院事務の仕事をしており、幼いころから自然と医療現場に憧れていた西村さん。中でも薬剤師への思いを強くしたのが2つの体験でした。

1つは念願叶って薬学科に入学し、薬剤師を目指して気持ちを新たにしていた矢先、母親がステージ3Aの乳がんだと判明した時のことです。「今でも思い出すだけで涙がこぼれます」と言う西村さんですが、医師らの治療とともにがん専門薬剤師による適切な投薬で母親のがんは快癒。「その女性薬剤師の説得力のある説明と母の不安を和らげるコミュニケーション力に驚かされました」。西村さんは専門性の高い薬剤師の重要性を実感したのです。

もう1つは昨年3月のカナダへの一人旅。「急な体調不良で現地の薬局に飛び込んで店員に吐き気や腹痛の症状を英語で必死に訴えていた時に、たまたま店に来ていた日系の女性薬剤師が手を差し伸べてくれたのです」。通訳をしてくれただけでなく、専門知識を生かして薬のアドバイスもしてくれました。「英語もできる薬剤師ってかっこいい!」。国際的な薬剤師を意識した瞬間でした。

これらの体験から西村さんは、「高度な知識を持ったがん専門薬剤師」「海外の患者にも対応できる薬剤師」の明確な2つの目標を掲げて、そのために必要なことに取り組んでいます。昨年4月に広島市で開催されたスケートボードやボルダリングなどの技術を競う都市型スポーツの世界大会で、ドーピング検査の補助スタッフのボランティアを務めるなど、実践的な英語の習得を心掛けています。5年次には提携校である米国・ノースカ ロライナ大への研修プログラムに参加する予定です。また、「母と同じようにがんと闘う人たちを救いたい」とがん専門薬剤師の資格取得も目指す西村さん。広島県内の薬剤師でも数えるほどしかいない難関の資格ですが、がん治療の現場経験も求められるため症例の多い大規模病院への就職を目標に勉強に打ち込む毎日です。患者に寄り添うために役立てようと、イベント司会のアルバイトでコミュニケーション力も磨いてきました。高い目標を掲げて自己研鑽を惜しまない姿勢がキラリと輝いています。

実験室には所狭しとさまざまな薬品や機器が

一人旅、カナダの港町にて

キラリ*Josho note