活躍する卒業生:学校紹介

医療の道を志す仲間に出会えた学生時代は大きな財産

医療法人橘会 東住吉森本リハビリテーション病院 管理部課長   松葉 正和   さん

松葉 正和 さん:医療法人橘会 東住吉森本リハビリテーション病院 管理部課長

PROFILE
01年3月広島国際大医療経営学科卒。同年4月から東住吉森本病院に入職。業務を続けながら母校の大学院医療・福祉科学研究科へ進学し、13年3月に修士課程修了。大阪府出身。

大阪工大高(現常翔学園高)から広島国際大、同大大学院へと進学した松葉正和さん。医療経営学科で医療機関のマネジメントを学び、大阪の東住吉森本病院に就職。「同じ道を志す仲間と巡り合えた大学時代は私の財産です」と、当時の思い出を語ります。

大阪工大高を卒業後、開学したばかりの広島国際大に入学。現在は多彩な学部・学科で構成される同大学も、当時は看護学科や診療放射線学科など5学科のみの大学でした。「先輩がいないので最初は勉強の仕方も分からなくて。自分たちで道筋を作っていくしかなかったけれど、それが楽しみでもありましたね」。学生は1年生だけの500人ほどでしたから顔見知りになるにはさほど時間もかからず、自然に他学科の学生とも会話を交わす仲に。放課後も下宿生で集まっては夕食を食べ、寝るまで友人の誰かと話しているような毎日でした。ゼミ活動では医療経営のコンサルタントでもある谷田准教授のもとで専門演習に取り組みました。患者さんの待ち時間調査や、病院イメージについてアンケート方式で調査するなどして、サービスが行き届いていない点を分析。漠然としていた医療機関の在り方が明確になるにつれ、「将来は医療現場を支える一員に」という思いが強くなっていったそうです。

東住吉森本病院に就職したのは2001年。外来部門や病棟部門などで主に保険請求業務を担当してきました。職場の全体像がつかめるようになった30歳のころ、「薬学部等の教育課程が変わってから、医療職は6年制の人たちが中心になるのではないかと考え、自分も負けないくらい勉強していかないと」と刺激を受けて奮起。大学院進学を相談した恩師から「うちに来なさい」のひとことで、大阪から広島への通学を決意したそうです。病院の休日はすべて授業にあて、大学の夏休み期間などで集中講義を受けて単位を取得。大学院側もこうした受講に協力してくれました。修士2年目は修士論文の作成が中心に。チーム医療の在り方を題材に論文を作成し、休職することなく修士課程を終えました。「チーム医療では職種が違っていてもサポートし合える部分もあるので、具体的にどうすればよいのかを研究してみたいと思っていました。社会人を経験してからの研究生活は学部生のころとは大違い。大阪の他の病院で働いている友人も一緒に大学院に通うことになり、張り合いがありました」

今も同期の仲間たちとは連絡を取っているという松葉さん。仕事が忙しくなるまでは関西在住者で勉強会を開いていたそうです。「病院や医療関係の企業で働く同期が集まります。近況報告1つが自分の仕事について考える刺激になりますし、本音も話せる。同じ境遇の仲間を見て自分も頑張ろうと思えます」。職場にも同じ学科出身の後輩がいて、昔の自分を見ているようで懐かしく、指導にも力が入ると顔をほころばせます。

13年4月からは、現在の東住吉森本リハビリテーション病院に勤務し、病院運営のマネジメント全般にかかわる業務をこなしています。会計書類をみる一方で財務状況を分析し、院長の運営方針に基づいた行動目標を立て、構成員へ浸透を図るなど、松葉さんの役割は多岐にわたります。「病院という社会的責任を自覚しつつ、経営も考えていかなくてはなりません。病院の医療職はみな有資格者で、仕事に誇りを持っています。そうした構成員に、やる気を引き出せるようなアプローチの仕方が重要です。

院内では明るい雰囲気づくりを心掛けています。患者さんやその家族を前に、下を向いているわけにはいかないのです」。「社会人になったらプロ意識を持て。1年目も2年目も関係ない」という恩師の教えを胸に、今日も患者さんを迎えています。

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