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大学選手権8連覇を支えた啓光ラグビーの100%タックル

帝京大学 ラグビー部 主将   亀井 亮依   さん

亀井 亮依 さん:帝京大学 ラグビー部 主将

PROFILE
大阪市立菫中学校でラグビーを始める。2013年常翔啓光学園高校卒。帝京大学医療技術学部4年。4月からNEC入社予定。U20日本代表。大阪府出身。

全国大学ラグビーフットボール選手権8連覇の偉業を達成した帝京大ラグビー部の主将、亀井亮依さんは常にボールの近くにいて泥臭くタックルを重ねるフォワード第3列のフランカーです。チームを鼓舞し引っぱってきた亀井さんのタックルは、母校・常翔啓光学園高ラグビー部の練習で培われたものでした。春からはトップリーグのNECでプレーし、将来は桜ジャージの日本代表を目指します。

1月9日、東京・秩父宮ラグビー場で行われた大学選手権決勝。1万4000人近い大観衆が見守る中、東海大に前半14点先取される苦しい立ち上がりから、帝京大はじわじわと本来の実力を発揮して33-26で死闘を制しました。亀井さんは「練習でチームがやってきたことを出せたことと、チャンスを生かし切れたことが勝因です」と振り返ります。

チームのために体を張り続けるプレーで仲間から信頼され、主将に選ばれた亀井さんですが、主将として心掛けたことは2つ。常に何事にも本気で取り組む姿勢を部員に見せ続けること、コミュニケーションのスキルを上げることでした。自らを寡黙と評しますが、「みんなの前で話すことが増え、話す内容のボリューム、そしてタイミングをいつも考え続けました」と言葉の大切さを痛感する日々でした。そのため読書量が増えたと言います。「素晴らしい言葉に出会えるからです。トップアスリートの書いた本でリーダーとしての考え方など多くの気付きがありました」。学部の教授でもある岩出雅之ラグビー部監督のスポーツ心理学の授業での話も、チーム内のコミュニケーションに大いに役立ちました。最近は「話すのがうまくなったな」と周囲から言われるようにもなりましたが、「話すことは、今後生きていく中で永遠の課題です」と謙虚です。

フランカーとしての亀井さんのプレーで誰もが評価するのは、その迫力あるタックルです。タックル回数はチーム内でも断トツで、チームのピンチを何度も救ってきました。「啓光ラグビーで培われた『常に100%のタックルを』の姿勢が帝京大でも生きました」と話します。ラグビー選手としては大きくない体格(身長178㎝、体重97㎏)だけに、大きい相手にもひるまずに立ち向かうための精神も常翔啓光学園高ラグビー部で鍛えられました。

母校ラグビー部の後輩たちに語り掛ける亀井さん母校ラグビー部の後輩たちに語り掛ける 亀井さん

レベルの高い帝京大ではチーム内の競争も激しく、チームで自分に求められているのは何かをずっと考え続けたと言います。「フランカーはピンチに対処するだけでなく、チームのピンチを作らせないことが大きな役割です」。そうしたゲームを読む力も付けていった亀井さんは次第に評価されるようになり、3年でレギュラーの座をつかむことができました。「トライのように派手ではなくても、チームを支える目立たないプレーに魅力を感じます」。亀井さんのプレースタイルになっていきました。

帝京大は大学選手権優勝後、日本選手権準決勝で社会人のトップリーグ王者・サントリーと対戦。敗れたものの「サントリー断然優勢」の前評判を覆し、前半を同点で折り返す善戦を見せました。「高いレベルの社会人チームに自分たちのラグビーが通用する部分があり、未来に向けての自信になりました」。4月からは同じトップリーグのNECに入ります。そこでもレギュラーになることが第一の目標ですが、サントリー戦の自信から「雲の上の存在だった」日本代表の夢も膨らんでいます。

「オフの日でも半日はトレーニングなどで体を動かさないとすっきりしません」というほどの練習の虫の亀井さんですが、「NECではラグビーだけでなく、一人の人間として周りから信頼されるようになりたいです」と話します。大学選手権優勝後に訪れた母校のラグビー部の後輩たちに伝えたのも「当たり前のことが当たり前にできる人間になってください」というアドバイスでした。

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