学園広報誌「FLOW」:キラリ*Josho note

21  [2018.1.5 発行]

広島国際大学 医療経営学科2年
松本 駿  さん

「キラリ*Josho note」のページ21は、広島国際大学の松本 駿さんです。今回も常翔学園のキャンパスでキラリと輝く学生を紹介します。

デビュー本を手に大学の図書館でデビュー本を手に大学の図書館で

KADOKAWAから小説を出版
夢はどんなジャンルでも書ける作家

昨年12月、松本さんの作家としてのデビュー本「ヴぁんぷちゃんとゾンビくん」(角川スニーカー文庫)が書店に並びました。ペンネームは「空伏空人(からぶしそらと)」。KADOKAWAのライトノベル投稿サイトが募集した「第1回カクヨムWeb小説コンテスト」で特別賞を受賞し出版が決まりました。「中学生のころに漫画を描いていたのですが、ストーリーを考える方がだんだん面白くなり、高校から小説を書くようになりました」。受賞作は吸血鬼の美少女と心を持たない青年・ゾンビのラブコメディ。ライトノベルとはいえ、「人間とは何か」「心とは何か」といった松本さんこだわりの深いテーマがあちこちに顔を出します。「出会いが人を幸せにするということが作品の核にあるヒューマンドラマです」と話します。これまでに書き上げた小説は約50編。ファンタジー、ホラー、SFなどジャンルにこだわりませんが、受賞作品は「それまでで一番自然に書け、1カ月ほどで完成しました」と振り返ります。

小中学校まではおとなしく、いじめられっ子。母親からは「いつも暗く、このままだと死んでしまうのではと心配した」とまで言われました。それを変えてくれたのは、今も付き合いの続く友人たちとの出会いでした。「中学で昼休みに居場所がなくて図書室にいつもいたら、そこに来る同級生らと仲良くなったのです」。だから自分の作品のテーマも「出会い」であり、読者から不幸な登場人物が「幸せになってほしい」という反応があるとうれしくなります。

リズミカルな会話やウィットに富んだ言葉の掛け合いが特徴の文体は、海外のコメディー映画や西尾維新、京極夏彦、筒井康隆などの作家たちの作品からも学びました。「一晩で1万字書くこともあります。授業中にアイデアがひらめいたら教科書の余白がメモで埋まります」と笑います。将来はどんなジャンルの小説でも書ける作家を目指し、キラリと光る文章を更に磨いています。

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