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16  [2017.1.5 発行]

大阪工業大学 空間デザイン学科 2年
小元 大輝  さん

「キラリ*Josho note」のページ16は、大阪工業大学の小元 大輝さんです。今回も常翔学園のキャンパスでキラリと輝く学生を紹介します。

プロジェクトのリーダーを次々に社会とのつながりが生む
充実感

小元さんは、学外のさまざまなイベントに参加する大学のプロジェクトに1年生の時から積極的に参加しています。2年生になった5月の街遊びイベント「チャリウッド」では、大阪市の梅田・茶屋町で巨大な段ボールアート「カミの舟」を製作するプロジェクトのリーダーとして先頭に立ちました。11月の滋賀県草津市の旧街道ライトアップイベント「草津街あかり」では、あかりアート作品を出展したり、ポスター製作も引き受けた学科チームの中心メンバーでした。更に12月に梅田で開催されたスノーマンフェスティバルでは1年の時に続いてリーダーに。4月から自分たちの新たな学びの場となる梅田キャンパス周辺を盛り上げようと、40人近いメンバーをまとめ、「ダンボール音楽カフェスペース~すのーまん歌劇~」を展開しました。それぞれ何カ月もの準備が必要で、年中プロジェクトに携わっています。

「最初は先生から声を掛けられてリーダーを何となく引き受けましたが、今では他の学生が味わえない充実した生活になっています」と話します。イベントの主催者との打ち合わせなどで多くの社会人ともかかわります。「社会の厳しさを学びますが、その社会とのつながりを実感できることが何より面白いです」。さまざまなイベントで、自分たちが演出した“異世界空間” を楽しむ子どもたちの素直な笑顔も充実感の源泉です。

小学生の頃からモノづくりに興味があり、高校生になると木製の小物を手作りしていました。大学に入って、作りたいものがもっと大きな建築物に変わっていきました。プロジェクトで構造物ができていく達成感にはまったからです。建築家志望の今、「家具などもすべてデザインして、自分の住む家を作りたい」と夢を語ります。自分の持つものには妥協できない性格ですが、「チーム作業では、どこかで折り合いをつけないといけないことも学びました」。リーダーとして現実に向き合ってきた確かな目がキラリ光ります。

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