山内 裕貴さん

池田泉州銀行 富田支店

「知っていて当たり前」銀行員にとっての信用の重みを実感

Graduate Voice 活躍する卒業生

FLOW No.78

Profile
やまうち・ひろき 2013年常翔学園高校(文理進学コース)卒。2017年摂南大学外国語学科卒。同年池田泉州銀行入行。現在富田支店(大阪府高槻市)勤務。大阪府出身。
常翔学園高、摂南大でともにサッカー部に所属し好きなサッカーに打ち込んだ山内さんは、昨春から池田泉州銀行の支店で融資担当などとして働いています。常翔学園高では企業のリアルな課題に取り組むキャリア教育、摂南大では英語の少人数教育などで大きな刺激を受けたと振り返ります。将来は銀行員として法人営業のような大きな仕事を任せられることが目標で、金融の勉強に励む日々です。

サッカー少年だった山内さんは、常翔学園高サッカー部の試合を見て「楽しそう」と感じ進学しました。「摂南大、大阪工大、広島国際大と同じ学園内に文系から理系までの内部進学先の選択肢が多かったのも大きな決め手でした」と話します。高校の時のサッカー部のポジションは右サイドバックで練習に明け暮れました。いつも隣のグラウンドで練習していた同期のラグビー部が花園で全国優勝し、「全国一になるクラブの凄さ」を間近に感じられたのも良い刺激になったと言います。

キャリア教育の「企業探究学習」での大企業から出された課題への取り組み、学園内の大学の教員が講義する「夢発見ゼミ」などは、「常翔ならではの教育で、大学選びや将来の職業を考える良い機会だった」と感じています。

摂南大外国語学科に内部推薦で進学。サッカー部では3年で副キャプテン・主務として、部外との交渉や部費などのお金の管理を任されました。周囲が認める几帳面でしっかりした性格もあって、やがて金融業界を志望するように。「金融機関に進んだクラブの先輩らに影響を受けていたのかもしれません」。在学中にファイナンシャル・プランナー(FP)3級の資格を取り就活。昨春入行した池田泉州銀行では銀行員にとっての信用の重みを改めて実感しています。「お客様には1年目の行員もベテラン行員も同じで、『知っていて当たり前、できて当たり前』と思われます。それだけ期待値が高い職業です」と仕事に誇りも感じています。

摂南大の卒業研究「タイのサッカーの現状と課題」で現地調査を経験。「外国人教員や海外留学する学生が多い環境は刺激的で、英語スピーチなどの少人数教育は楽しかった」と話します。後輩たちへは「日本をよく理解するためにも海外で異文化を体験してください」とアドバイスします。

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